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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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4月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:968
ナイス数:53

トータル・リコール (ディック短篇傑作選)トータル・リコール (ディック短篇傑作選)感想
12年、電子書籍版。SF短篇は気軽に読めて面白い。表題作(映画はほぼ別物、最初オチがわからず)、「マイノリティ・リポート」など10作品。玉石混交だが好きな作品は「地球防衛軍」「訪問者」のほか、「世界をわが手に」予想していた展開からずれていくのだが……■「非О」めちゃくちゃ(笑)■「吊されたよそ者」この作品に限らず「追っていたはずが追われる」ような主体が一瞬で客体に変わるのは鮮やか。核、放射線、突然変異をモチーフにした作品もいくつかあって、「マイノリティ・リポート」につながっていくと予知能力者の存在にも違和感がない。
読了日:04月16日 著者:フィリップ・K・ディック

歴史群像 2019年 02 月号 [雑誌]歴史群像 2019年 02 月号 [雑誌]感想
島津氏と関ヶ原合戦:西軍の布陣や配置についての新説への反論は興味深い■戦場のミステリー:呪いを気にせずティムールの墓を発掘する「無神論」のソ連調査団■負けじ魂、これぞ船乗り:谷川清澄氏のご冥福をお祈りいたします■パーツから読み解く戦国期城郭論:西股総生氏による堀の解説。早く隠退して城郭や神社仏閣を巡りたい
読了日:04月07日 著者:

逆説の日本史24: 明治躍進編 帝国憲法と日清開戦の謎逆説の日本史24: 明治躍進編 帝国憲法と日清開戦の謎感想
18年初版。西郷の留守政府、大久保、伊藤など、教科書が「政府」を主語とするときの固有名詞(要は誰か)には注意が必要■岩倉が「保守反動」になる不思議(異論はない)■江藤新平同様、知名度も評価も低い明治の「グランドデザイナー」井上毅■陸奥宗光が不平等条約改正のために起こした日清戦争?■明治初期の流れについては第二章の最後がよくまとまっている■第三章はほぼ朝鮮。シリーズ読者なら同じことを何度も書かなければならないことにうんざりだろう■先の大戦の敗因がどこにあったのかを探る展開にならざるを得ないのだが、いくつかの「if」があったにせよ、結末は同じになったように思う
読了日:04月07日 著者:井沢 元彦

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