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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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6月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:716
ナイス数:66

歴史群像 2019年 06 月号 [雑誌]歴史群像 2019年 06 月号 [雑誌]感想
150冊以上紙で揃えてきたが保管場所も考えて今回からは電子書籍。スマホでも読めないことはないが、図や写真と同じ扱いなのかマーカーは使えないようだ■朝鮮戦争・後編:米大統領が軍事境界線を越えようとしている現在/マッカーサーは核の使用を示唆したからトルーマンに解任されたと思ってきたがそう単純ではないらしい■榎本艦隊と列藩同盟:箱館にしろ会津にしろ足元の民の支持なくしては戦争に勝てないだろう/大日本帝国の末路を見ると、共和制のもう一つの日本が存在していたら歯止めになったのではないかと考えてしまう■ワシントン会議:海軍軍縮条約の内容が主で周辺はあっさり
読了日:06月30日 著者:

銀行不要時代 生き残りの条件銀行不要時代 生き残りの条件感想
17年。著者は格付機関であるS&Pのアナリストだけにデータ分析は細かいが、たとえが的外れで提言がしっくりこない■銀行の三大業務である預金、貸出、為替はどれも儲からない(と思われている)。スマホ決済が進めば送金のコストはほぼゼロになるし、さらに(ハードルは高いが)給与もポイントで付与されれば個人の預金口座は不要になるかもしれない。いずれにせよ、特に地銀は統合して規模の経済を目指すか(あればの話だが)、信金・信組のように地域に密着するしか生きる道がないのでは。銀行に言えることは他の業種にも言えることで日本全体の「宿痾」か。
読了日:06月15日 著者:吉澤 亮二

人生の教養が身につく名言集 (単行本)人生の教養が身につく名言集 (単行本)感想
16年。『戦国武将に学ぶ○○』的な歴史×ビジネス書には大河ドラマなどの流行に便乗した粗製乱造が多い印象だが、これは著者の豊富な知識と経験に裏打ちされた人生訓と思えばいいか■本を読むことで自分の世界が広がる■教養とは■左遷と古典の名作の相関関係■「政治のもっとも大切な役割は市民にご飯を食べさせること」であるのはいいとして、「日本人の平均身長や体重は江戸時代が最低」であるから「徳川政権は日本史上最低の政権」とする意見には同意できない。そもそも徳川政権は全国を直接統治していたわけではないし(各藩に統治内容を細かく指示していたわけではない)、食文化や気候による食糧事情の変化もあろう。二百数十年の泰平の世を築いた功績を評価すべきだろう■「子どもが成長したら巣から追い出す」のが動物の自然な姿とあって「パラサイトシングル」や「引きこもり」にも言及■頭と体を使って健康寿命を延ばすべく「定年制を廃止して年齢フリーの労働慣行を作っては」との意見は賛否両論がありそう。
読了日:06月15日 著者:出口 治明

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