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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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1月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:617
ナイス数:126

歴史群像 2018年 12 月号 [雑誌]歴史群像 2018年 12 月号 [雑誌]感想
リヤカー■高出力レーザー兵器:P.86~の呂號乙薬も同様だが「夢のロケット燃料量産計画」のような話になぜ乗せられてしまうのか、「未来への道標として」には同意■田原坂の戦い:「雨は降る降る人馬は濡れる越すに越されぬ田原坂」、日清日露まで続く歴戦のつわものたち■小牧・長久手合戦:戦術的には家康、戦略的には秀吉の勝利ともされるが、関ヶ原や大坂の陣まで見渡すと「三河中入り」は悪手か■イスラームの視点から見た十字軍■空母『信濃』の沈没(後編):期待外れ(前編は建造秘話が興味深かったが、後編は沈むだけで後日談もない)
読了日:01月30日 著者:

龍馬史 (文春文庫)龍馬史 (文春文庫)感想
13年。実家の才谷屋が裕福な商家であり、土佐では広い屋敷に住んだが、剣術修行に出た江戸では土佐藩邸の複数人部屋を割り当てられ、そこで身分制度を実感したのではとの指摘は慧眼。その才谷屋は「謎の豪商」で終わっているが、幕末は誰がどうしていたのか。後半は龍馬暗殺の謎解きに紙幅を割くが、さすがに本書を読んでなお薩摩藩黒幕説を維持しようとは思わない(実行犯が京都見廻組であることには異存がないし、これは薩摩藩黒幕説とは相容れないだろう)。あとは『素顔の西郷隆盛』にも名前が見えた大久保一翁(忠寛)をもっと知りたい。
読了日:01月21日 著者:磯田 道史

自衛隊と憲法──これからの改憲論議のために (犀の教室)自衛隊と憲法──これからの改憲論議のために (犀の教室)感想
18年初版。木村先生が丁寧に説明。それでもなかなか頭に入ってこないが、憲法の条文やこれまでの議論の積み重ねを理解せずして改憲の議論はできない。逆に言えば理解しない人々の発言が多いということ■憲法は軍隊を持つことを想定していないので文民統制の規定すらない■9条、自衛隊以外のテーマも取り上げる。緊急事態条項や教育無償化などは改憲せずとも法律で対応できることであり立法府の怠慢■改憲発議も安倍首相得意の「やるやる詐欺」か。消費増税凍結で参院選に打って出て、改憲勢力を維持して発議に持ち込めば憲政史上に名を残すかも
読了日:01月17日 著者:木村草太

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