兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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とりあえず生きています。
9月は昨年のブログを見ても、
「昨年は仕事が忙しい」的なことが書いてあって、
まあ、3月、4月と9月、10月は締めの時期なので
やるべき仕事はたくさんあります。
ただ、時期が来ないとできない仕事もありますし、
ほかの人に依頼する必要もあるので、
自分だけでどうにかなるという仕事でもないんですよね。
そういうものが二つ、三つと重なりますので、
半年ごとに何とも言えない気分になるのですが、
さすがに2年、3年と続くとマンネリになるというか、
モチベーションが上がりません。
ルーティンと割り切れればいいのですが、
それにしては始めてから終わるまでが長いですし、
評価されるわけでもないですし、悶々としますね。
スカッとした秋晴れが来てほしいです。
あと、南の島で何もせずにボーっとしていたいです。
9月は昨年のブログを見ても、
「昨年は仕事が忙しい」的なことが書いてあって、
まあ、3月、4月と9月、10月は締めの時期なので
やるべき仕事はたくさんあります。
ただ、時期が来ないとできない仕事もありますし、
ほかの人に依頼する必要もあるので、
自分だけでどうにかなるという仕事でもないんですよね。
そういうものが二つ、三つと重なりますので、
半年ごとに何とも言えない気分になるのですが、
さすがに2年、3年と続くとマンネリになるというか、
モチベーションが上がりません。
ルーティンと割り切れればいいのですが、
それにしては始めてから終わるまでが長いですし、
評価されるわけでもないですし、悶々としますね。
スカッとした秋晴れが来てほしいです。
あと、南の島で何もせずにボーっとしていたいです。
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2016年8月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:697ページ
ナイス数:50ナイス
喧嘩両成敗の誕生 (講談社選書メチエ)の感想
2006年第1刷、2015年第8刷。読メ感想から興味を持って手に取ったが面白い。史料からの豊富な事例と平易な文章で喧嘩両成敗法誕生以前から室町期の人々の意識、紛争解決手段を追っていく。両成敗法は戦国大名の強圧的な秩序形成策ではなく、自力救済社会の中から生まれた紛争解決の法慣習の蓄積と位置付けているのは目から鱗。織豊期を経て江戸期に入り、自力救済から裁判へと収斂していくのだが(家綱や綱吉の功績も大きい)、赤穂事件に対する反応を見ても衡平、調和という意識は江戸期にも消えたわけではなく、現代にも残っている。
読了日:8月20日 著者:清水克行
「マイナス金利」の真相の感想
週刊ダイヤモンドの書評からのKindle版。マスコミや財務省の言っていることが正しいとは思わないが、日銀や政府の政策も正しいとは思えない(仮に正しいとしても効果が出ているとは思えない)。本書は最初はわかりやすい話でなるほどと思わせるが、次第にわかりにくい話に。実体経済がよくならない理由の説明はしていない。雇用が改善したといっても非正規が増えただけで実質賃金は上がっていない。金融緩和をしても金融機関から市中に出回らなければ意味がない。経済理論としては正しくても現実の経済がその通りに動くとは限らない。
読了日:8月13日 著者:高橋洋一
週刊ダイヤモンド 2016年 8/13・20 合併特大号 [雑誌] (どうする! 「実家」の大問題)の感想
PRESIDENT 2016年8/29号と同じテーマでは。個人的にも気になるテーマ。実家を相続する気はないが自分のものを含めて整理をどうするか。相続は。供養は。やらなければならないことは多い。■空き家、空室が増えるのに増え続ける賃貸物件。「負動産」にはしたくない■カラダご医見番:恐竜も腫瘍を患うとは■大人のための最先端理科:コピペで増えるDNAの塩基配列(難しい…)■財務で会社を読む:出光興産。創業家がシェルとの合併に反対する理由には説得力がない、と■超整理日記:野口悠紀雄先生の話にはいつも納得
読了日:8月11日 著者:
言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書)の感想
帯は煽り過ぎかと。遺伝や進化にまつわる言ってはいけない(タブーな)話についてデータを使いながら述べる。「蛙の子は蛙」「鳶が鷹を生む」「父子鷹」など親子の才能、能力に触れた諺の類がありますが、子どもの成長に対し、親の働きかけや子ども自身の努力に意味も価値もないとは思いません。確率的に高いものもあるのでしょうが、本書の内容を鵜呑みにすることもないと思います。優勢思想的なことは言いづらい、まさにタブーなのですが、相模原での事件にはどうコメントするのでしょうか。
読了日:8月6日 著者:橘玲
読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:697ページ
ナイス数:50ナイス

2006年第1刷、2015年第8刷。読メ感想から興味を持って手に取ったが面白い。史料からの豊富な事例と平易な文章で喧嘩両成敗法誕生以前から室町期の人々の意識、紛争解決手段を追っていく。両成敗法は戦国大名の強圧的な秩序形成策ではなく、自力救済社会の中から生まれた紛争解決の法慣習の蓄積と位置付けているのは目から鱗。織豊期を経て江戸期に入り、自力救済から裁判へと収斂していくのだが(家綱や綱吉の功績も大きい)、赤穂事件に対する反応を見ても衡平、調和という意識は江戸期にも消えたわけではなく、現代にも残っている。
読了日:8月20日 著者:清水克行

週刊ダイヤモンドの書評からのKindle版。マスコミや財務省の言っていることが正しいとは思わないが、日銀や政府の政策も正しいとは思えない(仮に正しいとしても効果が出ているとは思えない)。本書は最初はわかりやすい話でなるほどと思わせるが、次第にわかりにくい話に。実体経済がよくならない理由の説明はしていない。雇用が改善したといっても非正規が増えただけで実質賃金は上がっていない。金融緩和をしても金融機関から市中に出回らなければ意味がない。経済理論としては正しくても現実の経済がその通りに動くとは限らない。
読了日:8月13日 著者:高橋洋一
![週刊ダイヤモンド 2016年 8/13・20 合併特大号 [雑誌] (どうする! 「実家」の大問題)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/513Vw6W0n8L._SX100_.jpg)
PRESIDENT 2016年8/29号と同じテーマでは。個人的にも気になるテーマ。実家を相続する気はないが自分のものを含めて整理をどうするか。相続は。供養は。やらなければならないことは多い。■空き家、空室が増えるのに増え続ける賃貸物件。「負動産」にはしたくない■カラダご医見番:恐竜も腫瘍を患うとは■大人のための最先端理科:コピペで増えるDNAの塩基配列(難しい…)■財務で会社を読む:出光興産。創業家がシェルとの合併に反対する理由には説得力がない、と■超整理日記:野口悠紀雄先生の話にはいつも納得
読了日:8月11日 著者:

帯は煽り過ぎかと。遺伝や進化にまつわる言ってはいけない(タブーな)話についてデータを使いながら述べる。「蛙の子は蛙」「鳶が鷹を生む」「父子鷹」など親子の才能、能力に触れた諺の類がありますが、子どもの成長に対し、親の働きかけや子ども自身の努力に意味も価値もないとは思いません。確率的に高いものもあるのでしょうが、本書の内容を鵜呑みにすることもないと思います。優勢思想的なことは言いづらい、まさにタブーなのですが、相模原での事件にはどうコメントするのでしょうか。
読了日:8月6日 著者:橘玲
読書メーター
2016年7月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:256ページ
ナイス数:25ナイス
AIの衝撃 人工知能は人類の敵か (講談社現代新書)の感想
Kindle版。次の都知事にはドクター中松、の作ったロボットでいいのではという笑えない話がありますが、AIの進化で気になるのはやはり雇用の問題です。ロボットが人間に取って代わっても「ロボットは消費しない」ので(この語は使い方に注意が必要)、いずれ生産と消費が縮小均衡するのかもしれませんが、行き着く先は『マトリックス』のような世界なのかも(あれは一種のディストピア)
読了日:7月18日 著者:小林雅一
歴史群像 2016年 08 月号 [雑誌]の感想
■奮戦!第二水雷戦隊:吹雪型、朝潮型、陽炎型などの駆逐艦に反応したら■ドイツ軍の“いちばん長い日”:ノルマンディ■ユリシーズ・グラント伝:南北戦争の北軍総司令官。最悪の大統領(の一人)らしい■壮烈!熊本城攻防戦:西南戦争でも難攻不落だったが・・・熊本地震では石垣を含めて被害の大きさに絶句■必見!戦国時代劇50:今月号の必見はこちら。『七人の侍』『影武者』『乱』から大河ドラマ、映画など。『真田丸』視聴者にも優しい解説■巧遅より拙速を貴ぶ海軍:略号や造字は読めず。「時間で戦争をする」は現代ビジネスにも通じる
読了日:7月10日 著者:
読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:256ページ
ナイス数:25ナイス

Kindle版。次の都知事にはドクター中松、の作ったロボットでいいのではという笑えない話がありますが、AIの進化で気になるのはやはり雇用の問題です。ロボットが人間に取って代わっても「ロボットは消費しない」ので(この語は使い方に注意が必要)、いずれ生産と消費が縮小均衡するのかもしれませんが、行き着く先は『マトリックス』のような世界なのかも(あれは一種のディストピア)
読了日:7月18日 著者:小林雅一
![歴史群像 2016年 08 月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51KueBjfucL._SX100_.jpg)
■奮戦!第二水雷戦隊:吹雪型、朝潮型、陽炎型などの駆逐艦に反応したら■ドイツ軍の“いちばん長い日”:ノルマンディ■ユリシーズ・グラント伝:南北戦争の北軍総司令官。最悪の大統領(の一人)らしい■壮烈!熊本城攻防戦:西南戦争でも難攻不落だったが・・・熊本地震では石垣を含めて被害の大きさに絶句■必見!戦国時代劇50:今月号の必見はこちら。『七人の侍』『影武者』『乱』から大河ドラマ、映画など。『真田丸』視聴者にも優しい解説■巧遅より拙速を貴ぶ海軍:略号や造字は読めず。「時間で戦争をする」は現代ビジネスにも通じる
読了日:7月10日 著者:
読書メーター
Windows10を入れた話は前に書きましたが、
IMEの変換情報(変換候補の優先順位)が
消えているのは痛いですね。
これまで馴染ませてきた歴史系の変換が
吹っ飛んでいるのは微妙に時間をロスします。
あとはWMP(Windows Media Player)の
設定もほぼ吹き飛んでいます。
プレイリストの履歴が初期化されているのはいいとして
(プレイリスト自体が消えたわけではない)、
評価が消えているのはなんとも。
DLに1時間、インストールに1時間ほどかかって、
最初のうちは不安定でしたが、
しばらくすると安定して、起動も速くなったのは
いいのですが…失ったものは少なくない…。
自力でDLしてアップデートしましたし、
巷間言われているほど悪いとは思いませんが、
「OSだけアップデートして、ほかはそのままです」
的な言われ方をされると、うーん。
(回避する方法はあるのでしょうが)
スタートメニューの使いづらさはWin8と比べても変わらずですかね。
(あるだけましか)
スタートメニューをクリックしたら、電源>シャットダウンと
一番下に来てほしいのですが、どちらも下から2番目なんですよね。
(ちょっとしたところで違和感があって慣れない)
IMEの変換情報(変換候補の優先順位)が
消えているのは痛いですね。
これまで馴染ませてきた歴史系の変換が
吹っ飛んでいるのは微妙に時間をロスします。
あとはWMP(Windows Media Player)の
設定もほぼ吹き飛んでいます。
プレイリストの履歴が初期化されているのはいいとして
(プレイリスト自体が消えたわけではない)、
評価が消えているのはなんとも。
DLに1時間、インストールに1時間ほどかかって、
最初のうちは不安定でしたが、
しばらくすると安定して、起動も速くなったのは
いいのですが…失ったものは少なくない…。
自力でDLしてアップデートしましたし、
巷間言われているほど悪いとは思いませんが、
「OSだけアップデートして、ほかはそのままです」
的な言われ方をされると、うーん。
(回避する方法はあるのでしょうが)
スタートメニューの使いづらさはWin8と比べても変わらずですかね。
(あるだけましか)
スタートメニューをクリックしたら、電源>シャットダウンと
一番下に来てほしいのですが、どちらも下から2番目なんですよね。
(ちょっとしたところで違和感があって慣れない)
アンチではありませんが、シンパでもありません。
アベノミクスもほめたことはないのではないでしょうか。
日曜8時の参議院選挙特番の速報テロップはどうなるでしょうか。
「自民単独過半数、改憲勢力で3分の2をうかがう勢い」といったところでしょうか。
さて、いつもの『新明解国語辞典』(第四版第二刷、1991年)をひもといてみます。
憲法のところにはこうあります。
〔その組織内で、必ず守るべきものとされる、行動の規準の意〕国家の組織・作用の大原則を定めた国家最高の法規。
為政者を縛るための法、それも国家の最高法規であるのに、為政者自らそれを改変しようというのはいかがなものでしょうか。憲法というのは国家の最高法規であり、下位法に授権するものであり、それゆえに抽象的になることが多いのです(普遍的な理念を表してもいる)。
「時代に合わなくなってきたから憲法を変える」というのは、まずは立法府の怠慢ではないでしょうか。
改憲を進めた矢先にトランプ大統領が誕生して、はしごを外される羽目にならなければいいのですが。
(初期に「泡沫候補」と思っていたことは否定しない)
与党の党首が選挙の争点たるべき憲法改正についてまったく言及しないというのは姑息です(いつも姑息)
若者も投票に行かないと、若者には不利益な社会、経済になっていきますよ。
投票に行かないとか、興味がないとか意味不明です。罰金取ってもいいくらい。
血を流してでもとった権利ではないですからね。義務と感じないのも無理はないのかもしれません。
アベノミクスもほめたことはないのではないでしょうか。
日曜8時の参議院選挙特番の速報テロップはどうなるでしょうか。
「自民単独過半数、改憲勢力で3分の2をうかがう勢い」といったところでしょうか。
さて、いつもの『新明解国語辞典』(第四版第二刷、1991年)をひもといてみます。
憲法のところにはこうあります。
〔その組織内で、必ず守るべきものとされる、行動の規準の意〕国家の組織・作用の大原則を定めた国家最高の法規。
為政者を縛るための法、それも国家の最高法規であるのに、為政者自らそれを改変しようというのはいかがなものでしょうか。憲法というのは国家の最高法規であり、下位法に授権するものであり、それゆえに抽象的になることが多いのです(普遍的な理念を表してもいる)。
「時代に合わなくなってきたから憲法を変える」というのは、まずは立法府の怠慢ではないでしょうか。
改憲を進めた矢先にトランプ大統領が誕生して、はしごを外される羽目にならなければいいのですが。
(初期に「泡沫候補」と思っていたことは否定しない)
与党の党首が選挙の争点たるべき憲法改正についてまったく言及しないというのは姑息です(いつも姑息)
若者も投票に行かないと、若者には不利益な社会、経済になっていきますよ。
投票に行かないとか、興味がないとか意味不明です。罰金取ってもいいくらい。
血を流してでもとった権利ではないですからね。義務と感じないのも無理はないのかもしれません。