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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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まあ、酒井忠次は関ヶ原の戦い以前に死んでいるから、

残りの三人を指して、「三傑」というのがふさわしいのかもね。

ただ、「徳川三傑」のような呼称がいつからあったのかは知りません。

(概念的にはあったとしても、言葉としていつできたのか)


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北条も30分で滅んでしまったか…。

石田三成の忍城水攻め(失敗)もさわりだけ。

伊達政宗も出なかったし。

あれ、初回で出て来た、竹田城(天空の城)でのロケはどこ行った?

小田原城を見下ろすとなると、

天下の連れションを思い出す

いや、勝新(秀吉)が本気で渡辺謙(独眼竜政宗)を

ビシッとやったシーンを思い出すなあ。


『花の慶次』(マンガの方ね)の家康は、

勝新(勝新太郎)のイメージだったよね。ぐふふふ

『影武者徳川家康』(マンガの方ね)になると別人に…。


ともかく、だんだん次回予告を見ても、

次の展開が読めなくなってきた…。


小一郎さん(豊臣秀長)に死亡フラグが立っていて、

そろそろ利休も危ない。

棄てた子は無事に育たず、拾った子が…。

急に出て来た熊之助ももしや…。


熊之助はともかく、このへん(失礼)を来週でちゃちゃっと始末して、

朝鮮出兵!

ここが黒田長政の見せ場なのになあ…。

(父親の期待以上の活躍をしてしまった関ヶ原の戦いは別として)

加藤清正、福島正則との絡みもあるし、

三成との対立もあるし、

小早川隆景には大活躍してほしいし(昨日は久しぶりに出た)

ん、小早川秀秋は出るよね(前やった人でいいや…意外と合っていた)


関ヶ原の戦いに至るまでと、戦後をたっぷり描いてほしいんですよね。

中央は適当にやって、九州をやるのかな。

大友義統も出て来たし。

(関ヶ原の戦い自体は前に書きましたが、何回書いても楽しい)


黒田長政と後藤又兵衛の確執とか、

淀殿の豊臣家を潰す陰謀(ある意味、復讐は果たしているか)とか、

あ、栗山大膳もいるじゃん。


そのへんはぶった切って(あとの二つは官兵衛の死後ですね)、

視聴者の想像に任せるというところでしょうか。

クランクアップしているのに、終わるかどうか心配です。

(というか、まとめ切れるのか)


あと、淀殿が糟糠の妻である北政所をおしのけるようなことはできません。

(あくまでドラマとして見るけども)

いまの状況を指して「(新)冷戦」と呼ぶつもりは、

まだありませんが。


ウクライナの状況を見ていると、

EUとロシア、どちらも勢力拡大に躍起ですが

(EUも東に影響力を伸ばしたい…軍事的な理由とは限らず、

経済的な理由もあって…こちらが主ですが)、

EUもロシアも勢力圏の拡大に、

大規模に軍事力を行使するかというと、そんなことはありません。


盛大にドンパチやると、お金がかかりますし、人も死にます。

これがどんどん拡大すると、制御できなくなる可能性もあります。

(思わぬ事態に進んで行ってしまうかもしれない…リスクが大きい)

なので、経済制裁やら、国際世論の喚起やら、

あまりコストのかからない方法で、相手を屈服させられないか、

屈服させられないなら、どこかで落としどころをさぐるということになります。


話を転じてみて、日本の戦国時代ですが、

「日本の各地に戦国大名が群雄割拠していて、

天下統一を目指して、戦争に明け暮れていた」

というイメージは嘘です。

(最近ようやく定着した感はありますが)


川中島の戦いや、長篠の戦いなど、

有名な戦いは数多くありますが、

年がら年中、戦に明け暮れていると、

国力が疲弊しますし、領地も荒廃します。


となると、お互いの勢力圏が重なってきて、

抜き差しならない状態になり、

どうにか相手を屈服させられないか、と考えると、

相手の本拠地(城と言っても、いまの姫路城ような天守閣や、

石垣のあるような城郭をイメージするのは誤り)を

攻めていったところで、お金も食糧もかかるし、人も死ぬ。

たとえ相手に勝ったとしても、別の相手に攻められたら、すぐに滅亡です。


さて、ここでどうしようか、と考えることは、

当時も現代もそれほど変わりはないわけです。

直接の軍事力を行使せずに、相手を屈服させる方法はないか考えるわけです。

敵対せずに味方に取り込むことも一つですし、

経済的に屈服させたり(北条氏に塩を止められて困った信玄に、

謙信が塩を送った話がどこまで本当かはともかく)、

敵の家臣を調略させたりすることも、

相手を弱体化させて、屈服させる方法の一つです。


実際の戦争、戦闘行為に至る前に、事前の調略をしておくことが、

たとえ時間がかかったとしても、事後のことを考えれば、

目的達成への早道であることも少なくありません。


いまも昔も、戦わずして勝つことができれば、

それに越したことはありません。

いまごろ気づいたのですが、

「艦これ」の大和改の脚(ニーソ)に「非理法権天」って書いてあるんですね。

たしかに、模型の幟(のぼり)にそう書いてあるので、

そこから取ったんだと思いますが(改造前にはない)、

「非理法権天」自体は以前に書きました。

http://naraku.or-hell.com/Entry/675/

「天」の存在はキリスト教的な神(God)とはまた別の、

中国的な概念ですが、

人為を超えた天意の存在はありますよね。

(それは形を変えた民意なのですが)


その時歴史が動く~まさにその瞬間を

目の当たりにするのかもしれませんが、

独立しなくても、ごね得みたいになるのもなー。


「独立」が「支配」との対比で、

いつも「プラス」のイメージとは限らないわけで。


大英帝国にしては(すでに栄光は過去のものですが)、

おひざ元というか、足元でこうなるとはなあ。


ポンドの使用禁止や北海油田(すぐ枯渇するのでは)を巡る問題など、

経済的な締め付けでどこまで対抗できるでしょうか。


二度の世界大戦を経て、その反省から、

EUを初めとして、従来の国家の枠組みを超えた

政治的な統合が進められる一方で、

民族主義的な分裂が進むというのも、皮肉なものです。


スコットランドの話に限らず、

民族や文化的な独立、あるいは宗教対立など、

いろいろな問題があるのでしょうが、

誰が得をするのかな(損をしないかな)、

と、経済的な不振が根本にあったりするのかなと思ったりして。

(人間は食べものやお金だけに生きるのではありませんが)


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