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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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毎年名前があがりながら受賞できない作家のファンではありません。
(読んだことがないので、作品について批評することはない)

「風に吹かれて」と言われてもメロディラインが思い浮かばないのですが、
ニュース番組のアナウンサーがやや興奮気味に伝えていたのを
冷ややかな目で見ていましたが、
ボブ・ディランと言われて名前くらいは知っています。
(活動や評価をほとんど知らないので、個人の批評はしません)

それにしても。
賞などというものは、多分に恣意的なものですが
(特に平和賞などというものは)、
グラミー賞やアカデミー賞を受賞している人に、
ノーベル文学賞を与えるというのはどうなのでしょうか。

音楽(詩歌)を文学に含めることに異論はないのですが、
音楽や映画の最も権威ある賞(の一つ)をもらっている人に、
ノーベル賞が文学賞を与えるというのは、
「領空侵犯」という気もします。
あるいは、後追いといいますか。

ノーベル賞も思い切ったことをするというか、
未知の領域に踏み込んだ(あまりよくない意味で)
という気もします。

それにしても、利子でまかなう賞金(変動する)ですが、
このご時世に約1億円近い賞金を出し続けるというのは
ノーベルの遺産(ダイナマイトなどからの莫大な富)とは
いかほどのものなのでしょうか…。

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自分なら耐えられるとか耐えられないとか(自分が経験していないならなおさらですが)、
残業何時間(100時間とかのレベル)で自殺するとは情けないとか言うものではありません。
(そこしか見ていませんが)

私も過去にメンタルをやっているので、働き方には気を付けていますが、労働時間が多いからどうということではないように思います。
そもそも「多い」とか「少ない」とかいうのは客観的な基準ではありません。
(100時間超は多すぎると思いますが・・・月に20日働いたとして、毎日5時間・・・土日は休めたのでしょうか)

野口悠紀雄氏の『戦後経済史』に、大蔵省で働いていた野口氏が「ひと月の超過勤務時間(勤務時間ではありません。超過勤務時間です)が300時間を超えました」という文章があります。
国会答弁の草稿作成に携わる役人というのはこういうものでしたが、ほぼ理解できません(たしかにこういう部署があることは知っているものの)。どう働いたら月300時間の時間外発生するのか・・・。

私の場合、残業は月30時間を超えないように抑えています。
働こうと思えば働けないことはないのですが、毎日夜の9時、10時まで働いては体も心ももちませんからね。休日出勤も極力しないようにしています。
(会社も早く帰れと言いますが、業績も求められるのではたまりません)

例の労災の件では、睡眠時間が2時間とあったように記憶していますが、メンタルをやられてしまうと、睡眠障害が出てきて、まともに寝られなくなりますから、うとうとしているうちに朝になってしまったのでしょう。

こうなると、顔の表情や髪形に現れますから、引っ張ってでも病院に連れて行かなければ、命の危険にかかわるのですが、まだまだ理解されていないようです。

そういえば、うちの職場にもメンタルをやられていそうな、たまに髪がボサボサの若者がいるなあ・・・どうしたものか・・・。

2016年9月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:885ページ
ナイス数:41ナイス

戦後経済史戦後経済史感想
本書では「40年体制」と呼ぶが、戦争遂行のため国家の総力を戦争に振り向ける「国家総動員体制」、戦後も残り(いわゆる日本型社会主義)、高度成長を達成し石油ショックや円高も克服したが、やがてバブルに至って崩壊する。しかしいまだ40年体制の思考からは抜け出せず、アベノミクスも中身は戦後レジームへの回帰。本書にあるように、安倍首相の政治姿勢は保守主義ではなく社会主義(たしかに岸信介も「アカ」と評されていた)。「働かなくても豊かになる」のはおかしいが、「豊かになるには、まじめに働く必要がある」をいまどう実現するか。
読了日:9月24日 著者:野口悠紀雄
逆説の日本史 22 明治維新編: 西南戦争と大久保暗殺の謎逆説の日本史 22 明治維新編: 西南戦争と大久保暗殺の謎感想
四半世紀に及んだシリーズも近現代はここまで。大久保の損失は大きく、伊藤や山県といった小物が新国家建設を担わざるを得なくなりました。特に山県の陰険で徒党を組む性質は陸軍に受け継がれて、国を滅ぼしてしまったように感じます。本書にもあるように江藤はもっと評価されてよいでしょう。後半は補遺編。憲法九条の件は右も左も読んだ方がよいかと。私も安倍首相の憲法を蔑ろにするやり方には反対ですが、護憲派の「憲法があったから平和は守られた」も妄言だと思います。ここにも日本の歴史に横たわるケガレ忌避、言霊、怨霊信仰があります。
読了日:9月14日 著者:井沢元彦
週刊ダイヤモンド 2016年 9/3 号 [雑誌] (金融エリートの没落)週刊ダイヤモンド 2016年 9/3 号 [雑誌] (金融エリートの没落)感想
銀行自身もBSからPLへ。不良債権処理を一生懸命やったら企業を見る目、稼ぐ力がなくなった(とうの昔からなかった?)。カネ余りで不動産融資? 本業の貸出がもうからないなら「投資銀行」を目指す? どちらもいつか来た道? 信用コストが上がればどうなる? フィンテックとの付き合い方は? 旧態依然なのは銀行だけではないし、日銀も政府も変化に対応できていない。そこからの、「お客さまに喜んでいただく製品を作ること」積水化学、金融と不動産で稼ぐイオン、野口先生のマイナス金利撤廃でまた考えさせられます。
読了日:9月1日 著者:

読書メーター
宇多田ヒカル大好きっ子
(オリジナルアルバムはすべて持っている)
を前提にしての話です。

2008年の「HEART STATION」から8年、
宇多田ヒカルの最新アルバム「Fantôme」を
購入するのには躊躇してしまいます。
スマホのゲームにはすぐ課金するのに・・・。

8年で彼我ともに変わったということでしょう。
最初の結婚の前後から曲調が変わって
どうも合わないなあというのが続いていて、
今回のアルバム視聴でも変わりません。

個人の好き嫌いなので、
好きな人は好きでいいんですけども・・・。

とりあえず生きています。

9月は昨年のブログを見ても、
「昨年は仕事が忙しい」的なことが書いてあって、
まあ、3月、4月と9月、10月は締めの時期なので
やるべき仕事はたくさんあります。

ただ、時期が来ないとできない仕事もありますし、
ほかの人に依頼する必要もあるので、
自分だけでどうにかなるという仕事でもないんですよね。

そういうものが二つ、三つと重なりますので、
半年ごとに何とも言えない気分になるのですが、
さすがに2年、3年と続くとマンネリになるというか、
モチベーションが上がりません。

ルーティンと割り切れればいいのですが、
それにしては始めてから終わるまでが長いですし、
評価されるわけでもないですし、悶々としますね。

スカッとした秋晴れが来てほしいです。

あと、南の島で何もせずにボーっとしていたいです。

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