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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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グラブルはほぼ引退に成功。読書量も順調に増えています。
試験前の現実逃避かもしれませんが…。

2月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:1561
ナイス数:111

「敏感すぎる自分」を好きになれる本「敏感すぎる自分」を好きになれる本感想
何事にも敏感に反応しすぎてしまう「HSP(Highly Sensitive Person=非常に敏感な人々)」。私も光や音には敏感で、HSPのチェックリストにもほとんど当てはまってしまいました。具体的な対処法もたくさん書かれていますが、すでにある程度実践していることもあって、自分にはそれほど参考にならなかったかも。スピリチュアルというか、心の持ちようと言ってしまうとそれまでですが、敏感で生きづらさを感じている人、あるいは親や教師としてHSPの子どもに接する人への導入としてはいいのではないでしょうか。
読了日:02月28日 著者:長沼 睦雄

週刊東洋経済 2018年2月17日号 [雑誌](ゼネコン 絶頂の裏側/適温経済は終わるのか)週刊東洋経済 2018年2月17日号 [雑誌](ゼネコン 絶頂の裏側/適温経済は終わるのか)感想
経済を見る眼:「官邸主導」の歪みを正すには■第1特集はゼネコン絶頂の裏側。建設業界は大学の頃から栄枯盛衰を見てきましたが、いまの宴もいつまで続くのか■フォーカス政治:安倍首相の「明治レジーム」への警戒、歴史修正主義■BOOKS&TRENDS:更科功『絶滅の人類史』、マルク・レヴィンソン『例外時代 高度成長はいかに特殊であったのか』、小田健『ロシア近現代と国際関係』など■緊急特集「適温経済」は終わるのか。「適温経済」という言葉が聞かれるようになってからでは終焉も近い■平成経済の証言:宮澤喜一への痛烈な批判
読了日:02月25日 著者:

週刊ダイヤモンド 2018年 2/24 号 [雑誌]週刊ダイヤモンド 2018年 2/24 号 [雑誌]感想
診療報酬改定。「7対1病床」は先日勉強したところ■特集1儲かる農業の第3弾。毎回買っていますが早く脱サラしたいので情報収集■「カラダご意見番」今年の花粉飛散量予想「日本気象協会vsウェザーニューズ」どちらが当たる?(今年は多そう)■「大人のための最先端理科」は生命科学。長寿遺伝子のエピゲノム調節。さっぱりわからず■「シャッターがなくなる日」新連載なので読んでみる■特集2公取委の逆襲。どこへ向かうのか■野口悠紀雄先生の超整理日記は平均値からの脱却。保険の例はわかりやすい■説教くさい文章の長い広告が増えた気が
読了日:02月20日 著者:

11人いる! (小学館文庫)11人いる! (小学館文庫)感想
1975年の雑誌連載とは驚き。しかもSF(+ミステリ要素)。さすがに40年もたつとセリフに少し違和感がありますか■『宇宙兄弟』でも見た閉鎖空間でのストレス耐性テスト。10人いるはずが「11人いる!」のですが、誰が11人目かを追及することはそれほど引っ張らず、反目や協調が描かれていきます■「続・11人いる!」の方が長くストーリーも込み入っています(登場人物が多く、絵柄のせいもあるのかややわかりづらい)■多くの方が書いているように、奔放なフロルはかわいい

読了日:02月17日 著者:萩尾 望都

「昭和」という国家 (NHKブックス)「昭和」という国家 (NHKブックス)感想
『この国のかたち』『「明治」という国家』と来てここで一区切り■巻末の田中彰氏の感想がよいまとめです■TV番組を基に編集されていますが、栗田博行氏の制作余話にもあるように「座談の名手」でもさすがに歯切れがよくありません。思索のきっかけとなったノモンハン事件を書きたかったけれども書けなかった■あるいは、「魔法の森」と書いていますが、明治の人々が創った近代国家を非常に短期間で潰してしまったのはなぜか、戦後四十年考えてもはっきりとわからない■個別の話を書く余白はありませんが、日比谷焼打事件が転換点との見方は同じ
読了日:02月13日 著者:司馬 遼太郎

漫画 君たちはどう生きるか漫画 君たちはどう生きるか感想
家にあったので読んでみました。原作は1937年なので80年前、日中戦争勃発の年■本書はすでに100万部を超えたベストセラーになっており、読メでは「大人が買って感銘を受け、子どもにも読ませたい」との感想も目立ちます■言い回しや単語に古いものもあって、中学生くらいでは少し難しいかもしれませんが、細かいところは措いて、時代、年代を問わず普遍的なテーマを扱っているのでしょう■「自分で自分を決定する力をもっている」、自分で良い方向に努力できるということ■労働や進歩についての言及からは左っぽいにおいはします
読了日:02月04日 著者:吉野源三郎

「明治」という国家〔下〕 (NHKブックス)「明治」という国家〔下〕 (NHKブックス)感想
「明治憲法は上からの憲法だといいますが(中略)、下からの盛りあがりが、太政官政権を土俵ぎわまで押しつけてできあがったものというべき」であって、国会開設の勅諭(欽定憲法を定めることを含む)も自由民権運動の高まりがあってのものでした■第一章に「明治は、リアリズムの時代でした。それも、透きとおった、格調の高い精神でささえられたリアリズム」とありますが、リアリズムを失った昭和前期の日本は国を滅ぼすに至ります。そしてまた現代も国家だけでなく、会社組織をはじめ、至る所でリアリズムが失われ進むべき道を見失っているのでは
読了日:02月01日 著者:司馬 遼太郎

「明治」という国家〔上〕 (NHKブックス)「明治」という国家〔上〕 (NHKブックス)感想
上下巻一体となった電子書籍の愛蔵版を読了しましたが、感想は分けて書きます■司馬遼太郎の見方としては、江戸期の蓄積もあっての明治の開花、しかし明治末期には変質して昭和に至って国を滅ぼしてしまう、というのがあるのでしょう■小栗上野介(忠順)の再評価、それから勝海舟。勝はクセがありますしホラも吹きますが幕末を語るには外せません。福沢諭吉と木村摂津守(喜毅)はともに咸臨丸で渡米しましたが、身分も年齢も上である木村が福沢の識見を認めて「先生」と呼んで敬った話は何か微笑ましいものを感じます■西郷についてはコメントで
読了日:02月01日 著者:司馬 遼太郎

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