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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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北朝鮮やっちまったなあ、というところですが。

今朝の時点では、オバマ泣くなよ、
そういえば、日本は廃刀令を出したのになあ、と思っていましたが。

その前はサウジアラビア(スンニ派)とイラン(シーア派)の関係が
極度に悪化しました。
イランの群衆がサウジアラビア大使館を襲撃した件が
報道されていますが、その前にサウジアラビアで
シーア派の指導者が処刑されている件は大使館襲撃に比べると
それほど報道されていないように見えます。

サウジアラビアは親米で、イランはアメリカとは激しく対立していましたが
(もともとは仲が良かった)、昨年からイランとアメリカとの外交関係は
改善に向かっています。サウジアラビアとしては微妙な立場になりました。

ちなみに、「サウジアラビア」と言っても、「サウード家のアラビア
(王国)」の意味で、要職は王家の一族が独占しており、民主主義国家
でもなく、政教分離もされていません(いい、悪いの話ではない)

さて、北朝鮮が実験に成功したとするのが水爆なのか原爆なのか
わかりませんが、金正恩第一書記が三代目となってどうなることやら
と思っていたところに突然来ましたね。
最近はマークが緩くなっていたのではないでしょうか。
軍部の独走だとしても金正恩の許可は要るでしょうし、
あるいは軍部を掌握した上での行動だとしたら、
金正恩の政治手腕については評価の見直しが必要となるかもしれません。

なんにせよ、北朝鮮の目的はアメリカによる体制の保証でしょうが、
アメリカは世界の警察から降りたがっていますから、
その意味ではどれだけの効果があるでしょうか。
もしかしたら、最大にして最後のラブコールになってしまうのかもしれません。

一気に世界が流動化していますが、他にもまだ流動化する可能性のある地域は
存在しており、予断を許さない状況です。

前の年に「2016年も穏やかな年になるだろう」などと言う人が多い年に限って、
大荒れの年になりやすいものです(政治、経済含めて)

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