兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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4月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:584
ナイス数:71
陰謀の日本中世史 (角川新書)の感想
『応仁の乱』著者が陰謀論を論破■鹿ヶ谷事件と正中の変の類似を指摘できるのは広い視野の賜物■詳しくは終章を読んでもらうとして、「陰謀論やトンデモ説の跳梁跋扈への問題意識が希薄な」歴史学界の責任も挙げている。まえがきで足利義昭黒幕説の藤田達生氏に好意的なのは意外だったが、こういう背景があることを聞けば納得■本能寺はもはや議論の余地がないと思われるが、関ヶ原は新たな視点が出てきておりまだまだ面白い。西軍の大規模決起で家康が窮地に陥ったのは異論がないが、本戦があっという間に終わったというのは腑に落ちずにいる
読了日:04月15日 著者:呉座 勇一
ご先祖様、ただいま捜索中! - あなたのルーツもたどれます (中公新書ラクレ)の感想
『角川日本地名大辞典』47巻+2巻、『姓氏家系大辞典』3巻、『国史大辞典』15巻などがフルセットでそろうこの行政書士事務所で私も働きたい■最後の方に但書はありますが、割と簡単にルーツを平姓畠山氏や宇多源氏佐々木氏、嵯峨源氏渡辺氏あたりに持っていくのはやや早計の感も■私も以前戸籍を遡ったことがありますが、旧土地台帳の活用は盲点でした。国立国会図書館や国立公文書館の検索も含めて、ツールの説明が充実していますが(古文書、くずし字も読めるようになりたい)、大事なのはそこで出会ったご先祖様に思いをいたすことですね。
読了日:04月08日 著者:丸山 学
歴史群像 2018年4月号 [雑誌]の感想
今回は関心のある記事はそれほどなかったかな■CG再現&貴重写真満載!五島列島沖に眠る24隻の潜水艦の全貌■第一次ソロモン海戦とサボ島沖海戦■蔚山・泗川・順天攻防戦(慶長の役)■ベルリン攻略 ソ連軍対独最終戦役■日本100名城と武将たち:大垣城×伊藤盛正■亀井琉球守茲矩:尼子遺臣から近世大名へ■ギリシャと第二次大戦■負けじ魂、これぞ船乗り 組織長たるもの:部下の報告を妨げる上司にはなりたくないと自戒■図解武器と甲冑:毎回勉強になる■インタビュー:二・二六事件と大陸打通作戦の経験者
読了日:04月07日 著者:
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読んだ本の数:3
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ナイス数:71

『応仁の乱』著者が陰謀論を論破■鹿ヶ谷事件と正中の変の類似を指摘できるのは広い視野の賜物■詳しくは終章を読んでもらうとして、「陰謀論やトンデモ説の跳梁跋扈への問題意識が希薄な」歴史学界の責任も挙げている。まえがきで足利義昭黒幕説の藤田達生氏に好意的なのは意外だったが、こういう背景があることを聞けば納得■本能寺はもはや議論の余地がないと思われるが、関ヶ原は新たな視点が出てきておりまだまだ面白い。西軍の大規模決起で家康が窮地に陥ったのは異論がないが、本戦があっという間に終わったというのは腑に落ちずにいる
読了日:04月15日 著者:呉座 勇一

『角川日本地名大辞典』47巻+2巻、『姓氏家系大辞典』3巻、『国史大辞典』15巻などがフルセットでそろうこの行政書士事務所で私も働きたい■最後の方に但書はありますが、割と簡単にルーツを平姓畠山氏や宇多源氏佐々木氏、嵯峨源氏渡辺氏あたりに持っていくのはやや早計の感も■私も以前戸籍を遡ったことがありますが、旧土地台帳の活用は盲点でした。国立国会図書館や国立公文書館の検索も含めて、ツールの説明が充実していますが(古文書、くずし字も読めるようになりたい)、大事なのはそこで出会ったご先祖様に思いをいたすことですね。
読了日:04月08日 著者:丸山 学
![歴史群像 2018年4月号 [雑誌]](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51-bhGqbLXL._SL75_.jpg)
今回は関心のある記事はそれほどなかったかな■CG再現&貴重写真満載!五島列島沖に眠る24隻の潜水艦の全貌■第一次ソロモン海戦とサボ島沖海戦■蔚山・泗川・順天攻防戦(慶長の役)■ベルリン攻略 ソ連軍対独最終戦役■日本100名城と武将たち:大垣城×伊藤盛正■亀井琉球守茲矩:尼子遺臣から近世大名へ■ギリシャと第二次大戦■負けじ魂、これぞ船乗り 組織長たるもの:部下の報告を妨げる上司にはなりたくないと自戒■図解武器と甲冑:毎回勉強になる■インタビュー:二・二六事件と大陸打通作戦の経験者
読了日:04月07日 著者:
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