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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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アメリカ大統領選挙をいつもよりは関心を持って見ていたのですが、
日本への直接、間接の影響が避けられないからですよね。

テレビや新聞も見ていますが、
書籍だと、野口悠紀雄先生の『戦後経済史』、
池上さんと佐藤優氏の『新・リーダー論』が
興味深かったかな。

新自由主義やグローバリズムにおける負の影響が大きくなって、
それに反対する動きが目立つようになってきているのでは。

ヨーロッパの極右が連帯するというのも不思議な光景。
(国家を超えて連帯するのは「左」のはずだったが)

アメリカの「孤立主義」は昔からの伝統です。
第二次世界大戦後、社会主義との対抗上、
自由主義勢力を率いて、世界の各地に影響を及ぼした方が
それまでのアメリカの動きからすれば異例でした。

「(欧米的な個人主義にとらわれて)日本は独自の良さ、
 強さを失って、二十年の停滞を招いている、
 組織でがんばった方がよい」
的な主張は耳に心地よいのかもしれませんが、
過去の成功にとらわれているのであり、
敗戦後の復興にはそれが適合していたのでしょうが、
いままたそこに戻ろうというのは違和感があります。

ある意味、右を向けと言えば右、左を向けと言えば左で、
中庸というか、少し離れて客観的に観るということが
できないのが日本人のいいところでもあり、欠点でもあるのかなと。

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