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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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2016年5月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:371ページ
ナイス数:16ナイス

歴史人別冊 大江戸 武士の暮らし大全 (ベストムックシリーズ・16)歴史人別冊 大江戸 武士の暮らし大全 (ベストムックシリーズ・16)感想
『歴史群像』は重いので、たまにコンビニでも買える歴史雑誌を。最近の傾向を見たいというのもありますが、中身は玉石混交ですかね。■金銀銅(貨幣)の比率、米も加えた現在の価値を手元に置いておきたかったというのもあります(ネット上にもあるのでしょうが、あまり信を置いていません。書籍ならいいというものでもありませんが)■「鬼平」長谷川平蔵も遠山の金さん(景元)も若い頃は放蕩三昧で、それゆえに庶民の事情に通じ、役人になっても活きたというのは興味深いですね(平蔵の屋敷跡地に数十年後、金さんが住んだというのもまた同じ)
読了日:5月27日 著者:
英傑の日本史 智謀真田軍団編 (角川文庫)英傑の日本史 智謀真田軍団編 (角川文庫)感想
大河絡み本。『逆説の日本史』ファンだが本書は期待ほどでは。推論でも蓋然性の高いものを積み重ねていけば説得力を生むが、戦国は当方も相応の知識、意見があるので納得できない部分あり。長篠を重臣の集団自殺と見る説はあるが、仮にそうだとしても幸隆の長男次男まで死ぬことはない。勝てると思ったからこそ連合軍に攻撃を継続したのであって、そこは巧みな野戦築城を行った信長の方が上手だったかと。躑躅ヶ崎館にも要害山城なる詰城あり。「軍師」的なものや「兵農分離」の連呼にはやや辟易。信玄が信長の天下取りを真似たというのは全く同意。
読了日:5月19日 著者:井沢元彦
歴史群像 2016年 06 月号 [雑誌]歴史群像 2016年 06 月号 [雑誌]感想
pick up■新連載2本■世界戦史 縦横無尽!:『戦国の陣形』も読んだが兵の運用の実態はよくわからないことばかり■図解 武器と甲冑:絵にするとよくわかる弓射騎兵。弓の名手鎮西八郎為朝を前に大庭景能の一瞬の判断■晋州城攻防戦:ところで「唐入り」が秀吉の耄碌でないとすると真意は…大河ではどう描くのか■再考薩長同盟:意外と知られていない。小松帯刀を再評価。龍馬は…■クリミア併合:ロシアだけが前世紀的なのか、世界が前世紀に回帰していくのか■海軍士官の結婚事情:現代に通じる部分とそうでない部分とが興味深い
読了日:5月15日 著者:

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