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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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『物語で読む日本の刀剣150』
かみゆ歴史編集部、イースト新書Q、860円+税
★★☆☆☆

・『刀剣乱舞』プレイヤーを意識した、というかそのためのガイド本。
・Amazonでの高評価はその部分を割り引いた方がいいでしょう。
・ビジュアルは最低限なので、そちらに興味のある向きは別の本で。
・刀剣にまつわる逸話が中心ですが、その話が薄いです。
・刀剣の見た目の美しさの記述は本当に刀を見て書いたのか疑問。
・刀剣に関する難しい単語も含めて、言葉が上滑りしている感があります。
・どこかから借りてきたような話(巻末に参考文献記載)で裏取りも甘いです。
・たとえば、執権北条氏と後北条氏が混同されているとか(直接の子孫ではない)
・獅子王を賜った「土岐勝頼」とは誰(頼次の子頼勝との混同か)
・母里太兵衛の姓のルビ「ぼり」は、わかって書いているならいいとしても。
・ということで、この手の本は実際に書店で手に取って探すことをお勧めします。



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