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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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歴史を学ぶということ、歴史に学ぶということ

前々から書いていることですがあらためて。

歴史に学ぶということは、過去を知ることであり、現在、未来に活かすということです。艦船や刀剣がブームになっていることは、無関心であることよりははるかに望ましいことではありますが、知識を増やすことのみを目的とするのではなく、いまを生きる自分たちに活かさなければ、単なる自己満足に終わってしまいます。

もちろん、本を読んだり、誰かに聞いたりして得られる間接的な情報も大切ですが、「本物」に触れることで得られる直接的な情報も同じくらいに、いや、それ以上に大切なことです。

海の底に沈んでいる戦艦や美術館に置かれている刀剣は何も語りませんが、それを見る人が「思い」を持って見れば、また別のものが見えてくるはずです。感じられるはずです。

そのような経験を大事にして、感じた思いをまた他の人にも伝えていってほしいと思います。

ブームになっているいまがチャンスです。

普段は目に触れることが難しい貴重なものが見られる機会が増えるということですから。

とはいえ、いきなり歴史を学んで将来に活かそう、などと考えて歴史を学ぶのも肩が凝りますから、最初は知識の蓄積、いや、それすら意識せずに、好きなもの、関心の向いたものを貪欲に吸収していけばいいと思います。


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