忍者ブログ
兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

リスク(将来の不確実性)があっても、
やる(契約する)というのであれば、
もっと調べて、不確実性を減らさなければなりません。
その努力を惜しんではいけません。

それが面倒だとか(たしかに、お客さんに聞いてすぐ答えが
出てくるようであれば、苦労はしない)、
本部に言われたから、体裁だけ整えた書類をそろえるとか(中身が薄いか、何もない)、
そんなのは、何の意味もないんですよね。
やらないのはある意味、不作為ですし、
体裁だけ整えるのは、かえって時間の無駄です。

ノルマがどうということは言いたくありませんが、
売上を上げて、利益を出さなければ、会社はつぶれます。
できなければ給料を下げるしかありません。

できない理由を並べるのは簡単ですが、
それは何の解決にもなりません。
ほかの会社と競合しているならなおさらです。
相手はそこを調べて、契約を取っているのです。
(そうでない場合もあるけれど)

リスクがどこにあるか、あるとすれば、どうすれば減らせるか、
それを考えることこそが仕事の本質だと思いますけどね。


大数の法則じゃないですけど、
100人に売って(現金ではなく、掛け売りで)、
1人が払わない(払えない)とすれば、
残りの99人(に売った値段、の利益)で、
1人が払わない分をカバーする必要があります。
(売値に上乗せする必要がある)

いくら商品を売ったとしても(すぐに現金で回収できるとは限らない)、
代金が回収できなければ、ロスが出ますが、
最終的にはこれは利益の中からカバーしなければなりません。

『半沢直樹』に出てきた「引当金」と同じです。
貸したお金が返ってこなければ
(あるいは返ってこない可能性が高ければ)、
利益の中から、その分を引当金として積んで、備えなければなりません。

相手のことをよく知って、リスクを小さくすれば、
引当も小さくなるはずです。
(日々刻々と変わるものではありますが)
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
[1576]  [1575]  [1574]  [1573]  [1572]  [1571]  [1570]  [1569]  [1568]  [1567]  [1566
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
最新のコメント
[10/03 Rakuna]
[10/03 セレス]
[09/25 Rakuna]
[09/25 セレス]
[08/22 Rakuna]
[08/22 セレス]
バーコード
アーカイブ
カウンター
Admin / Write
忍者ブログ [PR]