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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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5月の読書メーター
読んだ本の数:2
読んだページ数:960
ナイス数:26

儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇 (講談社+α新書)儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇 (講談社+α新書)感想
右の人が右の人、あるいは左の人(国内外含む)の言動に留飲を下げたい一般の人向けに書いた本。事実か伝聞かはっきりしない部分も散見され、内容も深くはない。井沢元彦の『逆説の日本史』シリーズ読者には儒教(特に朱子学)の害毒は既知のことで、避けようがない隣人たちの行動原理や価値観を踏まえたうえで、どう付き合っていくか、どう抗していくかを知りたかったのだが、「相手の主張は理不尽ないいがかりとの確信を持つ」「(日本が)謝り続けてきた過去を反省」「自国の文化や歴史に誇りを持つ」では物足りない。
読了日:05月27日 著者:ケント・ギルバート
武田氏滅亡 (角川選書)武田氏滅亡 (角川選書)感想
著者は大河『真田丸』で時代考証を担当した一人。「諏方」勝頼の地位、信康事件、御館の乱など周辺を含む旧説の見直しは興味深い。ドラマでも平岳大が好演していたが勝頼は非運の将の印象が強い。信玄の代には既に滅亡フラグが立っており、勝頼がどうあがいても滅亡は必至だったと思う。御館の乱は一つの転換点で、上杉・佐竹等と結んで北条を圧迫すれば東国連合が織田・徳川と抗する可能性もあったかもしれないが、上野にかまけて高天神城を見殺しにするなど外交戦略は破綻、領国も疲弊してはまともに戦もできず。それでも最後まで油断しない信長。
読了日:05月20日 著者:平山 優

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