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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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日銀マイナス金利

住宅ローン金利が下がっても、ローンを組んでまで家を買うつもりはありません。ローンを組んで家を買っても、収入を維持できるかまったくわかりません。ただ、すでにローンを組んでいる人は、借り替えなどで金利が下がる可能性はあるでしょうね。

預金金利はとっくの前からゼロに近いようなものなので、いまさら下がっても直接の影響はありませんし、いまのところは個人の普通預金がマイナスになる(手数料が取られる)こともないでしょうから、静観するしかありません。

日銀にある銀行の当座預金は、0.1%の金利が付く部分、金利が付かない部分(0%)、マイナス金利の部分(現状は▲0.1%)とに分かれたわけですが、預金金利を下げる銀行があると(三井住友銀行は引き下げた)、その銀行からは預金が流出して、まだ預金金利を下げていない銀行に預金が流入することになります(あくまで理論的に、という話ですが)。

そうなると預金が流入した銀行の日銀当座預金残高が増えることになりますから、マイナス金利にかかる部分が出てくる(あるいは増える)ことになります。となれば、その銀行も預金金利を下げざるを得ませんから、遅かれ早かれ、どこの銀行も低い金利に張り付くのではないかと。

逆に預金金利を5%くらいにした方が景気がよくなるのでは、などという話も(かつては)耳にしましたが、円高が進行して輸出産業が打撃を受けると(国外に出て行ったはずなのに)、株価が下がって景気が悪くなる、のでしょうかね。

急激な(パニック的な)円高株安は、行き過ぎた部分については、相応のところに均衡しようとするのでしょうが、このあとはどうなるのでしょうか(運用する資産もありませんが)。日銀も次にどうするのかわかりませんが、行き詰まりを露呈しているような。日銀がどうかしたところでどうにもならないのでしょうが。


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