忍者ブログ
兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

大典太光世

「天下五剣」の一つである、
「大典太光世」を見てまいりました。
刀剣女子も少なからず見受けられましたよ。

大典太と書けば「おおてんた」、
大伝太と書けば「おおでんた」、
と読むのかもしれませんが、
一般的には大典太「おおでんた」でしょうか。
光世(みつよ)は刀工の名前です。

大典太光世の左右に太郎作正宗と富田郷(いずれも国宝)
が並べられていましたが、やはり中央の大典太が白眉でした。
長さはそれほど変わらないのですが、刃幅がある分、
他の二本よりも大きく見えました。
刃文も興味深かったのですが、
地肌にある独特の模様が美しかったです。

前田育徳会の所蔵品を中心に貴重な品々を見てきましたが、
刀剣のほかに興味を引いたのが書籍の類です。

自筆本や写本などが多数ありましたが、
時代が近い江戸時代の文書だから読めるということはなく、
平安時代の仏典(写経)の方が字が読めるとか。

写経する時は一字一字に心を込めますから、
続き字で何が書いてあるか読めない、
なんてことはなかったりします。
漢字自体が難しくて読めないことは普通にありますけどね。

そういうところは、釈文や大意を示してもらうとなおよかったかなと。
美術館の簡単な説明文は無味乾燥ですからね。

世界を広げるには自分で勉強するにしかずではあります。
刀剣それ自体や、刀剣にまつわる逸話を知りたいので、
刀剣関係がブームになっているいまがいい機会ですね。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
[1995]  [1994]  [1993]  [1992]  [1991]  [1990]  [1989]  [1988]  [1987]  [1986]  [1985
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
最新のコメント
[10/03 Rakuna]
[10/03 セレス]
[09/25 Rakuna]
[09/25 セレス]
[08/22 Rakuna]
[08/22 セレス]
バーコード
アーカイブ
カウンター
Admin / Write
忍者ブログ [PR]