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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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今日もこんな時間になって(書き始めは、23:42)、
あと15分ほどしかないのですが、
広島の大雨による土砂災害や
イスラエルのパレスチナ自治区における軍事衝突、
もう少し前だと、東日本大震災における地震や津波による被害、
これらを見ていると、衣食住の「住」の部分が脅かされているのを感じます。
(もちろん、人命を初めとして、いろいろなものが脅かされていますが)

「衣食足りて礼節を知る」ではありませんが
(『管子』の一節で、実際の文章は少し違う)、
雨露をしのぐ住居、住まいというのも生活の基盤として重要なものです。

さて、考えやすいように、日本を想定したとして、
近年の異常気象としか言いようのない天候、
あるいは地震や津波などを考えて、
今後、住居を持つこともリスクが非常に高まったとします。
(現に高まっています)

たしかに、保険に入っていれば、
家や家財が補償されるでしょうが、
お金で買えるものばかりではありません。
(それ以前に、住んでいる人が死傷するかもしれない)
また、戦争や騒擾(騒じょう)で被った被害は補償してくれません。

ここで考えられるのはまず一つ、
自然現象で住居を失うリスクをどこまで許容できるか。

たとえとしてはやや不適ですが、
例えば、コンビニ傘(数百円)や自転車(数万円)を考えたとして、
傘を電車内に忘れる、あるいは飲み屋で傘入れに入れたら持って行かれた、
自転車を盗まれた、という状況を想定してみます。

数百円のコンビニ傘であれば、数回使えば元が取れたと考えて、
なくなっても納得できるでしょうか(普通は死ぬことはありませんし)
もしかしたら、数回使っただけで、
大風に吹かれて骨が折れてしまうこともあるでしょう。

買ったばかりの自転車が盗まれたら、
精神的にも金銭的にも痛いでしょうが、
10年乗り潰した自転車ならどうでしょうか。
(愛着がわくかもしれない…これはお金では買えない)

たとえが微妙でしたが、
ある程度の「物」であれば、金銭的に代替が可能で、
どのくらいの回数、年数使えば、
支払った金銭に見合うかというのは、見当がつきます。

ここで、一気に金額が上がりますが、
住居の場合はどうでしょうか。

いったん更新します。

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