忍者ブログ
兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「高松城の水攻め」は、
戦争を土木工事にしてしまった、
という点では見た目にもわかりやすい話で、
個人の武勇や集団の戦術ではなく、
人員や物資の動員力、
つまりは経済力が勝敗を決めることが
認識された戦いでもあります。

もちろん秀吉が最初ではなく、
師匠の信長における長篠の戦いなどにも見られます。
(「旧い騎馬隊と新しい鉄砲隊の戦い」という書き方はフィクション)

この時期、武田家がわずかひと月で滅亡し、
毛利家にとっては微妙な時期となりますが、
来週には本能寺の変が始まるようです。

清水宗治が織田家からの誘いにも乗らず、
「毛利家からの御恩」を強調するのは
わかりにくいかもしれません。

宗治自身、毛利家譜代の家臣ではなく、
他家に従う豪族(諸説ある)から実力でのし上がって、
毛利家にその地位を保証されたという
やり手な部分があるわけです。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
[1734]  [1733]  [1732]  [1731]  [1730]  [1729]  [1728]  [1727]  [1726]  [1725]  [1724
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
ブログ内検索
最新のコメント
[10/03 Rakuna]
[10/03 セレス]
[09/25 Rakuna]
[09/25 セレス]
[08/22 Rakuna]
[08/22 セレス]
バーコード
アーカイブ
カウンター
Admin / Write
忍者ブログ [PR]