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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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熱戦が続いている大相撲ですが(遠藤ファン)、
琴欧州の引退会見にはグッときました。

10日目の白鵬戦が最後の一番になった、と聞かれて、
「横綱の顔を見ることができず、自分でも終わりが来たと感じた」
と答えたのには、退き際を知るというか、
すがすがしさ、潔さを感じました。

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NHKソチオリンピック放送テーマソングが暗かったよねー。
コブクロは嫌いじゃありませんが。
さて、日本でも不毛な戦犯探しが始まるのでしょうか。

「過去最多のメダル数」
大会前、橋本聖子団長は「(長野五輪の)金メダル5個を含む10個を上回るメダル」を目標とするとしていましたが、そんなに取れるはずがないと思っていたら、案の定、金メダルは1個のみ。スキージャンプ女子、スピードスケート、フィギュアスケート女子などでメダルが取れなかったのが大きいのでしょうか。結果的にはスノーボードに助けられたのでしょうか。海外で開催された冬季五輪としては最多のメダル8個、という声にかき消されてしまいそうです。反省すべき点を反省しないまま、責任を取るべき人たちが責任を取らないまま、2020年夏の東京五輪に臨んで散々な結果にならなければいいのですが。

マオという響きに反射…
「#MaoFight」と言われると、どこの共産主義者か、毛沢東(Mao Zedong)とかけているのか、と一瞬思ってしまいましたが、まあ、そんなことはありませんが、ともかく。浅田真央選手の最後の笑顔に多くの人が救われたのではないでしょうか。ここですっぱり引退しない、いや、できないのがモヤモヤします。どこかの誰かの業なのでしょうか。

勝ち負けを超えた何か
以前書いたように、スポーツ自体は勝負ですから、勝ってなんぼの世界です。とはいえ、影響はそこだけに留まるものではありません。後から振り返ると、スキージャンプ女子とフィギュアスケート女子はなかったことにされる大会になるかもしれませんが、記録には残らなくても、記憶に残る大会になるのでしょう。
「背中を押す人、押される人」

朝の4時頃に目が覚めて、テレビを付けるとフィギュア女子。

リプニツカヤは転倒してしまいましたが、日本選手とは体のしなやかさが違うのかなと。身体は小さいのですが、ばねのようなしなやかさがあります。日本選手は見ていて体が重そう…。

真央ちゃんの演技は最初のジャンプで転倒した時点で記憶がなくなり…演技終了後の順位「16」に目を疑ったところで、また意識が遠のき…。

前回、銀メダルでよかったね、ということにはならず、当然のように期待された金メダルを、4年後に再度目指すことになりました。時に悲愴感すら漂っていましたが、それにしても、4年間やってきて、本番で成果が出ない、出せないというのはどれほどのものなのでしょうね(本人の実力が、ではなく、五輪の舞台が、重圧が、という意味)

ショートプログラム(SP)1位の韓国の選手は前回の金メダルで、父親の借金分は稼いだようですが、それでも(それだからか)引退せずに、今回の大会も出てくるということは、ハングリー(精神)ですよね。SPで1位を取ってもにこりともしません。まだ金メダルを取ったわけではありませんからね。SPが終わって泣いているような日本選手とは違います。

男子は19歳で金メダルを取って、将来が心配と書きましたが、女子は4年間やってきて、金メダルどころか、メダル争いにすら絡めないなんて、このあとどうなってしまうのか心配です。4年間、金メダルだけを目指してやってきたんでしょうから、そこが抜けてしまったらどうなるのでしょう。

スキージャンプの葛西選手が41歳で銀メダルを取って、4年後に金メダルを狙う、というのとは競技が違いますからね。心身を案じるところです。
2位じゃダメかという話ではなく(技術は常に1位を目指すべきだ)、長らく(少なくとも冬は)不遇をかこってきた日本のスポーツ界にとって、今回のソチ五輪のメダル、しかも若手とベテランがメダルを獲得した、という話は将来にいい影響を与えるのではないかと思うんですよね。

一部の競技に、「スポーツ」としてどうなのか、という疑問はありますが…。まあ、どうしても冬のスポーツとなると、競技人口における制約はありますよね。北海道出身の私としては、スキーやスケートは身近なものですし、自分でしないとしても、テレビや新聞で選手の活躍を目にする機会は多いものです。

接点がなければ、その道に進む人はほとんど出ないでしょうから、五輪という舞台で、しかも活躍した選手に刺激を受けて、冬のスポーツに参加する人、裾野が広がる、そのきっかけになればと思います。

それにはきっと、メダルの色、それ以前に、メダルを取る取らないは関係ないのではないでしょうか。


ロシア人選手助けたカナダコーチに称賛の声、五輪クロスカントリー

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140215-00000035-jij_afp-spo

ロシアのコーチはどこに行ったのかという声はたしかにそうですが、カナダコーチもその場でスキー板を出したわけじゃないんですよね。

スキー板が合った(取り換えられた)のがよかったですね(汎用性の高いものなのか?)

ルール的にはどうなのかわかりませんが(マラソンとかではコーチが支えに行ったりすると失格になったと思う)、感動的な行為でした。選手もコーチも「真の五輪精神」と讃えられるのもわかります。

もう少し詳しい状況がわかればと思います。
ソチオリンピック(2月15日まで)

フィギュアスケート男子シングル
羽生結弦選手は3連続の完璧な演技とはいきませんでしたが、金メダルおめでとうございます。みずからも東日本大震災の被災者ということで、言葉を選びつつ、慎重なコメントでしたね。

他の競技を含めて、解説者の肩書を見ていると「○○五輪メダリスト」などと出ていることが多いのですが、ましてや、金メダリストとなると、それだけで一生食べていけるんでしょうね(某選手のように父親の借金を肩代わりすれば、金メダルを取っても、また次の大会に出ざるを得ないのかもしれませんが)。

それにしても、19歳で金メダルとは、これからの選手生活と言いますか、人生どうなっちゃうんでしょうか。おかしくなっちゃわないんでしょうかね。

ノルディックスキー ジャンプ男子ラージヒル
一方で、41歳で銀メダルを取って、さらに「金メダル」という目標ができた、と言う葛西紀明選手もさすがと言えばさすがです。

今回の五輪は若手とベテランが融合した…と、メダルが取れだしたので言えそうですが、どちらもダメになる可能性もあったわけで。

えとせとら
カーリングは相変わらず「先読み」と「絶妙なショット」が面白いですし、日本は予選突破はほぼ不可能ですが、世界の強豪のレベルの高い試合が見たいですね。中継するのでしょうか。

金メダルが取れたので、日本の応援はほぼ終了ということで。フィギュアの女子はロシアの15歳が勝つんですよね?
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