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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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『謎解き 関ヶ原合戦 戦国最大の戦い、20の謎』

桐野作人、アスキー新書、本体762円+税

2012年の初版ですが、もとは2000年の『真説関ヶ原合戦』(学研M文庫)に

大幅に加筆修正したものです。

210円くらい内容が増えている(はず)


筆者の著作はかなり読んでいますが、

参考にしている文献が豊富で、主張にも説得力があります。

まあ、関ヶ原の戦いを題材にした本作でも、

いわゆる軍記物をベースにした部分もあるので、

そこはどのようなお考えなのか、詳しく聞きたいところではあります。


参考文献の数々を見ても羨ましい限りです。


桐野氏は本能寺の変では、かつては朝廷黒幕説でしたが、

いまは四国説(明智光秀の重臣斎藤利三が関与)ですかね。


当時、信長を殺したい人はたくさんいたのでしょうが、

信長があの時期にあの人数で京にいたというのは偶然というか、

誰かが事前に予測できたものではなく、

黒幕の存在というのは根本的にあり得ません。


題材にしてフィクションを書くのは自由ですけどね。

真実を求めるのとは別です。

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