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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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(前略)

日本の場合は、戦前や戦後に限らず、「官僚」が自己目的化、
肥大化して、腐るというのがあって、
国民、国が、ゆでガエルになって、みんな死ぬ(死んだ)。

中国(現代では中国共産党)の役人は腐敗はまた別で、
賄賂の話がよく出てきますが、
これは彼の国では目的を達成するための手段の一つでしかありません。
(よくある話)

いまの日本(だけではない)を見ていて、
一度「リセット」してほしいとの期待があるのではないか、
と感じてしまうのは気のせいでしょうか。

いつの時代でも、どうしても富が偏る、格差が生じる時期というのがありまして、
鎌倉時代には徳政令(永仁の徳政令)が出されたのは、みなさんも御存じかと思います。

「徳政」の字を当てるのも皮肉ですが(徳政と徳政令はまた別)、
借金を帳消し(債務を免除)して、一からやり直す、
と、いくつかの構造的な問題、課題がクリアできるのではないか、
と考えることはあります。
(何がネックになっているかを考える上での話で、先に債務免除ありきではない)

徳政令の話に戻しますが、どうも歴史の勉強では悪法扱いされがちでしたが、
後醍醐天皇の建武の新政や、室町時代でも徳政令が出されています。

金貸しはこれをどうしのいでいたのか気になるところですが…。
お金を貸しても、権力(借りていた人の支持…明示かどうかはともかくとして)
から、借金を帳消しにされるのであれば、
普通は、(少なくとも同じ人には)お金は貸しませんよね。
まあ、それだけでは金貸しが成り立たないほどの
債務免除ではなかったのでしょうし、
いまとは違って、高利だったのでしょうから、
経営が成り立っていたのかもしれません。

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