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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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あ、豪栄道の大関昇進を書き漏らしていました。

NHKの番組で30回目の優勝を成し遂げた白鵬も指摘していましたが
(この人は技量や精神力だけでなく、歴史への造詣も深い)、
豪栄道は千秋楽で勝ったとしても、
大関昇進の条件とされる「直近三場所で三十三勝」は
達成できなかったんですよね(結果は勝って三十二勝どまり)

ただ、十四場所連続で関脇の地位を守っていること(昭和以降では単独最多)や、
横綱や大関を倒して三場所連続で殊勲賞を取ったことが評価されたようです。

となると、前回の五月場所、千秋楽で勝ち越しを決めたのは大きいんですよね。

「直近三場所で三十三勝」はあくまで目安で、
豪栄道以外でも、達成しなくても大関昇進をした例もありますし、
達成しても大関昇進が見送られた例もあります。

一場所平均で十一勝ですから、一場所あたりで求められる勝ち星は、
大関を目指す力士としては、高すぎる条件ということはありません。
(一般的な目安とされる、横綱の「(大関で)二場所連続の優勝」
に比べれば条件は低く感じるという意味)

しかし、「直近三場所」というのは、
安定して(しかも連続ではなく、三連続で)、
下位に取りこぼすことなく、上位にも勝って行くということですから、
まぐれでなれるものではありません。
(大関昇進後に陥落する例も少なくありませんが)

(えとせとら)
大砂嵐は三賞がかかっていただけに、負け越しは残念でした。
賞金の二百万円を逃したかな。

遠藤の舞い(白鳥の湖かと思った)を見てちょっと笑ってしまいましたが、
勝ち越しを決めた後、ほっとしたような笑顔を見て、こちらも安堵しました。

彼らの三役昇進、大関、そして横綱への昇進が見られる日は来るのでしょうか。


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