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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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2013年の編集後記

今年一年分の編集後記を読み返しつつ、2013年を振り返ってみます。

最初に気候の話をしますが、夏は暑かったですね。6年ぶりの猛暑でした。何年かぶりに本州の暑さを経験しましたが、湿度の高さには閉口します。冷房には慣れない(体が疲れる)ので、暑いよりは寒い方がまだましです。『徒然草』にも、「家の作りようは、夏をむね(基本)とすべし」とあるではありませんか(冬はいかなる所にも住まる、云々)。

秋は台風で各地に甚大な被害が出ました。春は京都に観光に行きましたが、桂川の増水にさらされる渡月橋の映像には衝撃を受けました。秋の観光シーズンに間に合わせるように復旧していく人々のたくましさもまた目にすることになりました。

身体の話
今年は例年以上に、病院のお世話になった年でもあります。もともと大の病院嫌いで、行くのも嫌だったのですが、ある程度の年になると、お互い歩み寄りを見せるようでして。皮膚科、耳鼻科、歯科、いろいろ行きました。おかげさまで、抜け毛は減って湿度が高い日は髪が跳ねるくらいですし(ある意味、贅沢な悩み)、子供の頃の銀歯の治療痕で舌を引っかけて口内炎になることもなくなりました(とはいえ、まだ新しい銀歯に慣れていない)。

体調の悪さはかつてないほどでした。聴覚過敏が激しくなって、職場でも耳栓が手放せなくなりましたし(実際に音が緩和されたわけではなく精神的な安定の方が大きい)、過敏性腸症候群(?)にも苦しめられました。要因が解消しても、自分でまた新しい要因を作って(拾って)しまうので、折り合いが難しいところです。排泄が困難になるというのは苦しいことです。

仕事の話
異動から一年が過ぎて、ようやく自分のポジションが定まってきたというところでしょうか。職場で信頼を得るには相応の時間が必要になりますし、それを実感するにもやはりそれなりの時間を必要とします(誰かが明確に言ってくれるわけではない)。『艦これ』の赤城さんも言っているように、「慢心」には注意が必要ですが。

秋には「玉突き」で別の仕事をすることになりましたが、安請け合いは禁物ですね。ただ、会社に入りたての頃とは違うので、嫌々仕事をするということはありませんし、やればやったで、その仕事の楽しさ、面白さは見えてくるようになります(ただ、これは万人に言えることではないかもしれません)。

歴史の話をしよう
3月まで島津氏を書いて、全国編は終了しましたが、そこから書けなくなりましたね。織田氏に着手しましたが、織田氏の系図はいまだ確定していないので、調べだすと霧の中に入ってしまい、まとまらずに中断してしまいました。

そのあと、11月に『戦国IXA』で登場した平岩親吉のシブさにやられてしまって、調べ始めましたが、これも深入りしてしまうと抜け出せなくなってしまい、さらに広げて書きたいことがたくさん出てきてしまい、収集がつかなくなってしまいました。ぼちぼち出していく予定です。

今年のNHK大河ドラマ『八重の桜』では何度も泣かせてもらいましたが、来年の『軍師官兵衛』もどうなるか興味深いところです。

スポーツ
今年も野球、サッカー、競馬などを観ました。印象に残っているシーンはいくつかありますね。長嶋さん(長嶋茂雄)への国民栄誉賞授与でのシーン。左手一本でボールを打ちに行った瞬間は、あの人の本質を表していると思いますね。「打撃の神様」川上さん(川上哲治)が亡くなられたのも今年でした。我が中日ドラゴンズは今年はおやすみしていたようですが、落合GMの手腕に期待したいところです。最大のファンサービスは勝つことです。ペナントを制して、日本シリーズで優勝すること。これを見たいのです。

楽天のマー君(田中将大投手)は記録にも記憶にも残るピッチングで、球団を初の優勝に導きましたが、高校野球時代から見てきている身としては、だいぶ距離が遠くなってしまった感があります。メジャーに行ったとしても、故障せずに長く投げ続けてほしいものです。

競馬はジャパンカップでジェンティルドンナ(牝4)が連覇しましたが、最後の直線で録画が切れるという始末。中継は見ていましたが、あとから録画を編集しようとして悲しいことに。そのせいではありませんが、競馬の録画は今年で終了です。

ゲームの話
『クリスタル・コンクエスト』:2012年の12月からやっていました。ゲーム自体、戦略性・戦術性が高い面白いゲームで、良きギルメンにも恵まれて、そこそこ課金もしていましたが、ついていけず、半年ほどで終了。ギルメンと盛り上がれると続きますが、どうしても微課金と重課金の差(壁)は大きいですね。やるからには前線で相手を倒したいですし(魔法で一網打尽というのも爽快ですが、私にはレベルが高かった)

『クロノトリガー』:んー、剣をつなげたところまでやった気がする…。

『Lord of Walkure』:暇つぶしに初めてみたカードゲーム。Lv.25の壁(ブラウザゲームはだいたいこのへんでやめる)を越えて、Lv.60を超えましたが、カード課金は怖い。トレードがほしかったのですが、トレードがあったら、もっと怖いことになっていたでしょう。

『艦これ』:上の『low』から『艦これ』に転じました(一時、両方やっていた)。登録アカウントが120万で、動いているアカウント(英語でなんちゃら)が50万って…。ゲーム内では演習くらいでしかほかの提督の存在を感じることはありませんが、このゲームの魅力はゲームの中だけに留まらなかったことでしょう。最近は片仮名の艦名(?)を見ますが、みんな、何と戦っているんだろう? Lv.50(鎮守府レベル)を超えたくらいで事実上の終了。ツイッターで「開放」を見るたびに、登録できない人にアカウントを貸してあげたいくらいです(NGですが)。

『モンパレ』:それなりにプレイさせてしまうところが、「ドラクエ」の偉大さだなと思いつつ。中央の大陸へ踏み出したところでストップ。

結局、どれも「終わり」がないので、だんだんと「作業」になってしまい、それがしんどくてやめてしまいました。誰かと直接に競っているわけでもないのですが、アップデートに次第についていけなくなっていくというか…。根本的には課金の問題ではなく、時間の問題なんですかね。終わりの見えないものに時間を費やすのはリアルの人生だけでいいと。

読書
本に限らず、Amazonなどの通販は頻繁に利用しますが、本屋(書店)に行くのも好きです。通販は決め打ちして買うのに使いますが、本屋で気になった本を手に取って読んでみる(そして買う)という行為はやめることはないでしょうね。

CDと違って、何冊本を買ったかカウントすることはありませんが、Amazonの履歴と本屋で買った本を合わせると、50冊くらいでしょうか。マンガも雑誌も加えていますから、それほど多くはないでしょう。ただ、昼休みに、会社に置いてある雑誌を手当たり次第に読みましたから、実際はこれより多いでしょうけどね。

エンタメ
音楽は不作でした。年間ベストを作らなかったので、CDを買ってまで聞いたのは去年の半分以下になりました。

3月には、20年以上前から聞いていたFM番組、「アヴァンティ」が終わってしまい、深い悲しみに包まれました(ずっと聞いていたわけではありませんが)。帰りの電車で号泣しながらツイッターのTLを見ていたのを思い出します(録音してリアルタイムでは聞けなかった)。

テレビのドラマや映画は結構見た気がします。『半沢直樹』はもちろん見ましたが、読書はギブアップ(日曜の夜に読むと、月曜からの仕事を思って憂欝になります)。『あまちゃん』はほとんど見ませんでした。あとは『ハニー・トラップ』が面白かったかな。映画では『そして父になる』が考えさせられました。

政治・経済
まやかしでも経済がよくなったように思わせれば、政治課題は通ってしまうということで、同じ轍を踏まないよう、利口になったようです。どこで逆転が起こるのか、メッキがはがれるのか、民主主義の担い手である「市民」(残念ながら日本にはいない)が意思を示すのか。偏向するメディアには期待しようがありませんし、この国はどこに向かっていくのでしょうか。

転機となった一年として記憶されるかもしれません。

一年間お付き合いありがとうございました。

ではみなさん、よい年の瀬をお迎えください。
また来年。
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