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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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佐久間象山を斬ったのは河上彦斎(げんさい)という人で、片手抜刀の達人、逆袈裟斬りを得意としたという。「人斬り」として知られているが、斬ったのが確実なのは象山だけという。熊本藩士だが、長州に移って尊王攘夷派として活動する。
 
同じ熊本藩士の宮部鼎蔵が池田屋事件で新選組に斬られると、仇を討つべく京に入るのだが、そこで開国派の象山を斬ってしまう。妙なところで歴史がつながっているものである。
 
のちに彦斎は象山の人物を知って、人斬りをやめてしまったというが、いつの頃だろうか。人を斬った因果か、彼自身の終わりもあまりよくない。
 
ちなみに、『るろうに剣心』の主人公である緋村剣心のモデルである。彦斎も色白、小柄で一見女性のようだったという。

来週は会津・薩摩対長州の蛤御門の変。この時点では長州と薩摩は敵対しています。
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