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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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本屋めぐりをしていたら、たまたま小説版の千本桜とやらを見つけて、

中身(二巻の前巻のあらすじ)を見てみたら、

大正100年が舞台とか、そんな話だった…。


まらしぃさんのアルバム『V-box』が届いたので、

『千本桜』のピアノバージョンを堪能しております。

(アクアのCMは少しバージョンが違いますがよさげです)


『六兆年と一夜物語』なんかは、

和楽器バンドのボーカル付きだとちょっとうるさい感じですが、

ピアノだといい感じに聞こえます。

これがボカロだとどう聞こえるのかな…。


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トヨタのアクアのCMのピアノの旋律がきれいだなと思ったら、

先週のMステで「和楽器バンド」がカバーしていて、

その元はボカロ曲と知りました。

(一瞬耳に残って、番組が終わってから、アクアの曲だ!と気づいた)


音楽についても是々非々なので、

ボカロ曲だから受け付けないというのはありません。


いくつかのバージョンをDLしましたが、

アクアのCMのバージョンがほしいです。

(弾き直したらしいので、そのままのはないんでしょうね)


歌詞の意味に頭を悩ましているところです。

「千本桜」というと、すぐに「義経千本桜」を連想してしまうのですが、

動画を見てみないとなんともね。


いまの世における反戦の詩という感じはしますが、

いま聞くからそう思うのであって、

2012年の歌ならまた状況は違うのでしょうが、

アクアのCMに使われた経緯も知りたくなります。
2016年のNHK大河ドラマが『真田丸』に決まったそうですが、
真田幸村(実名は信繁、ともういちいち書きたくない)の
ドラマなら『真田太平記』ですね。

池波正太郎の同名小説(など)が原作ですが、
真田昌幸が丹波哲郎、真田信之が渡瀬恒彦、真田幸村が草刈正雄で、
イメージ通りの配役。
小松殿役の紺野美沙子も美しかったなあ。
徳川家康・秀忠父子を中村梅之助・梅雀父子が演じていたのも、
演技ともども秀逸でした。
一癖も二癖もある忍び同士の闘いなど、見所も多かったです。

夕方に再放送していたのを、学生時代に見ながら、
所々で号泣していたのですが、
気になった方は、DVD-BOXでぜひ。おすすめ。

『真田丸』は三谷幸喜脚本だから見ますかね。
『新選組!』はほとんど見てませんでしたけど。
ともかく、これで来年のスルーは確定的。
海外旅行の航空機内で観た映画が、『清須会議』と『利休にたずねよ』です。先週の第37回日本アカデミー賞でもいくつかの賞を受賞していました。

『清須会議』:優秀監督賞、優秀脚本賞(三谷幸喜)など
『利休にたずねよ』:優秀作品賞、優秀主演男優賞(市川海老蔵)、優秀助演女優賞(中谷美紀)など

『清須会議』はエンターテインメント(娯楽)として観ると面白かったです。この場合、史実がどうとか細かいことを言うのは野暮というものです。ただ、歴史上の人物をモチーフ(題材)にしたエンターテインメントとして理解すると、人物関係や背景を知っていると、より楽しむことができると思います。個人的に、妻夫木聡演じる織田信雄(信長の二男)は秀逸で、ホントにこういう感じだったのではと笑わせてもらいました。

丹羽長秀や池田恒興を観ると、過大評価されている彼ら(恒興の子の輝政も)について書きたくなります(以前、少しだけ書いた)

『利休にたずねよ』は『火天の城』で知られる山本兼一の小説が原作となっています。その山本兼一は『利休にたずねよ』で直木賞を受賞していますが、2014年2月13日に57歳で死去しています(つい一か月前の話)。

映画化されるにあたって、千利休は市川海老蔵(山本のたっての希望であり、例の事件のあとも熱心にオファーし続けたという)、武野紹鴎は市川團十郎が演じることになりましたが、これが最後の父子共演となりました(歌舞伎ではなく映画だった)

とまあ、話題性はある映画で、たしかに海老蔵の演技はよかったと感じましたが、ストーリーは意味不明です。『清須会議』で史実がどうとか突っ込むのは野暮、と書きましたが、『利休にたずねよ』はさすがに荒唐無稽すぎます。物語のキーとなる女性の存在自体がダウトです。

さて、どちらにも信長が登場しますが、『清須会議』では「であるか」と言ったところにニヤリとしてしまいました。「であるか」は「そうであるか」の「そう」すら略した言葉で、信長が斎藤道三と会見した場面で出てくる台詞です(『信長公記』)。機内では英語の字幕が表示されていましたが、「Is this so?」だったかなあ、たしかにそうかなあと思いました。「清須会議」自体は「Kiyosu Conference」だったでしょうか。まあ、「meeting」じゃないですよね…。

『軍師官兵衛』でも、官兵衛の主君である小寺氏らが信長を前に挨拶の口上を述べていたところ、途中で「大儀」と言って去るところは「信長らしい」と思います。信長は極端に寡黙というか、言葉を惜しむところがあるというか、どちらも微妙に違うような感じがしますが、その一方で、秀吉の妻のことをどうたらこうたら言ったりする饒舌なところもあるわけで。

『利休にたずねよ』では、足利家に代々伝わる茶器には価値を認めず、利休が持参した黒塗りの箱に価値を見出す信長が登場します。もちろん、ただの黒塗りの箱ではなく、利休は蓋を裏返しにして水を張り、そこに月を映し出すのですが。安穏と地位にあぐらをかいているような者には厳しく、創意工夫をするような者には称賛を惜しまない、というのも信長の特徴かもしれません。そんなのは当たり前のこと、と思いながら、実践するのは難しいものです。

佐久間信盛のように、足掛け五年も大坂の石山本願寺を囲んでいながら成果がなかった怠慢を責められて追放される者もいますし、秀吉のように取り立てられる者もいます。草履取りや墨俣一夜城の話からしてそういう部分があります(これらの話は相当手垢がついていて、事実でもないのですが)。

「仕事のぼやき」のカテゴリーではありませんが、「できません」「わかりません」というのはダメですね。できない言い訳を聞きたいのではなくて、どうやったらできるのかを聞きたいわけで。もちろん、キャパはあるので、上司はキャパを超えないか見ている必要はありますし、部下も調べても尋ねてもどうしてもわからないものは正直に言った方がいいのですが。何事も限度というものはあります。
大河ドラマ『軍師官兵衛』


その点、黒田官兵衛だと、

信長の爆死、

秀吉の天下統一(の演出)、

そして、関ヶ原までしっかり描けて、

さらに、あまり知られていない、

関ヶ原での一発逆転(未遂)までありますから、

戦国ファンとしては押さえておきたいところです。


秀吉もその知略を恐れた、なんて感じで、

兵を起こせばいつでも天下を取れたのでしょうが、

取った天下を治めるつもりはなく、

その意味では単なる戦争(戦略)好きと言えるのかもしれません。

「戦争マニア」とばっさり切った評価もあります。


子の長政はどう描かれるのか。

竹中半兵衛はどう関わってくるのか。

(最初にこの話を知った時は泣いた)


そして長政の右手と左手は…。


『SP』や『図書館戦争』などで披露された

岡田君の格闘シーンはあるのだろうか…。

(官兵衛の足ではどうだろうか)


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