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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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「読書メーター」にいくつか書いておりますので、
ご興味のある方はのぞいてみてください。

ツイッターとは違って、
登録した人の書評が追加されていくと、
これは読みたい、あれはこんな内容か、
と参考になります。

http://bookmeter.com/u/627761

インプットすると、
アウトプットするモチベーションが
わいてきますね。

書評メーターの255字では足りませんので。
(そこに収める工夫はそれはそれで大事)

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『週刊ダイヤモンド』2015年10月17日号(「読書」を極める!)で明治大学の齋藤隆教授が書いているのですが、いいことを書かれています。

(同時並行的に、常に10冊くらいの本を同時に読むことをお勧めするということで)
「1冊読んでは次の1冊……とやっていると、その本に興味が薄れたとき、次の本を入手するまでのタイムラグが生じてしまいます。こういうタイムラグができてしまうと、ついついSNSのような水平的なコミュニケーションに時間を取られてしまう。本というのは垂直的なコミュニケーションです。」
さまざまな分野のいろいろな人の知識が「まさしく滝のように、垂直に知識が降ってくる」のです。

積読本をなんとかしようと「読書メーター」に登録して感想を書き始めたのですが、他の人の感想も目に入るので、この本も読んでみたい、あ、いや、その前に手元の本を読まなくちゃ、となります。スマホのゲームからは遠ざかっていて、いい傾向です。

齋藤教授は「読了の呪縛から逃れよう、頭に入れるのは2割でいい」ということも書かれているので、気になっている方はお試しになってはいかがでしょう(自分の知りたい知識だけを引き出せばいい)。
試験前はそれ以外のことが捗るものでして、久々の感覚です。これを利用したら、読書や執筆も捗るのではないでしょうか。お腹が痛くなるのはいつものことです。

ともかく。

そういえば、自分が読んだ本の記録ができるサイトがあったと思って、「読書メーター」と「ブクログ」などについて調べてみて、とりあえずは「読書メーター」を使ってみることにしました。主にデザイン的な選択なので、どちらがいいとか悪いということではありません。

今年に入ってから意識して、書評的なものを書いていますので、そこから読了日(読み終わること自体が本を読む目的ではありません)を拾って、記事の内容を圧縮すると、「読書メーター」への登録は完了、なのですが。

ブログの書評を片っ端から探すのは難しいので(投稿が2000件を超えました)、Amazonの注文履歴を眺めていたのですが、去年までは意外と書籍は注文していませんでした。たまに書店で探しても見つけづらい書籍を注文してはいましたが、大半は音楽や雑貨ですね。いまでは音楽もDLするようになったので、Amazonの使い方もかなり変わりました。

10冊ほど登録しましたが、「読書メーター」は改行がなさそうなのと、字数制限があって、ブログ記事からの編集にはなかなか苦労しました。ツイッターでのつぶやきのようなものです。

今年は読んだ本と同じくらい「積読本」もありますが、登録されるのはいつのことになりますか。あとは雑誌や漫画も読んでいますが、隔月刊の『歴史群像』くらいは登録してもいいかもしれません。発売から日がたった本の感想を書いても、見てくれる人はほとんどいないでしょうからね(逆は多すぎて目に留まらないかもしれませんが)。

今日はあとはAmazonで音楽をDLしてきておしまい。

「IPPON」のオープニングの矢沢永吉の曲がかっこいい。

『タモリと戦後ニッポン』
近藤正高、講談社現代新書、920円+税

戦後昭和史ですかね。もちろん平成も含まれています。

『笑っていいとも!』の全盛期(90年代…まだ昭和の名残があった頃まで)を知っていて、なおかつその頃を含めて戦後の昭和に郷愁を持つ人には面白く読めるかもしれません。その上の世代や下の世代には合わないかもしれません(好みの問題です)。

ひたすら引用が多く、筆者オリジナルの文章はどれだけあるのかと思いますが、コピペ的な要素を非難するわけではありません。よく構成したものだと思います。

研究書的な文章構成ですが、そもそも眉唾的なものを扱っていますから(初期のタモさんの芸風に権威主義的なものを嗤うところがあったという意味で)、この本自体も眉に唾を付けて読んだ方がいい、というか、そこまで肩に力を入れて読む必要はありません。

タモリ学やタモリ論(そのようなタイトルの書籍も実際にある)といったタモリ本が登場し、タモさん自身が研究の対象になっていますが、タモさんを深く掘り下げるというものではなく、周辺の人々の証言をもとにタモさんと、タモさんが登場、活躍した時代背景を浮かび上がらせようとしています(タモさん本人に取材しているわけではありません)。

今週の話題についての雑感

■いろいろな偽装(有機肥料の偽装表示)
秋田市の肥料メーカーなのに、パッケージに青森県の形がプリントされているというのはいかがなものでしょうか。会社の会見もたどたどしくて見ていられなかったのですが、「こういうのが出てくるだけ日本はまだマシ」などとのたまうコメンテーターのレベルの低さといったら。氷山の一角でしかないのに。

「技術大国」としての自負があったと思ったら、取り繕う行為だらけで、さもしいよね(「さもしい」はもとの意味以外の意味が付加されていてあまり使いたくない)。

大筋合意したTPPでうるさくなりそうなJA潰しと言ったところでしょうか。それに地方のメーカーが槍玉にあげられるというのも。同情はしませんが。

■同性カップルとかパートナー(渋谷区などが証明書発行)
(主張の内容がどうこうということではなく)自分たちはこういうことがしたい、という主張は通りそうに思いますが、逆に、その人たちにこういうことはさせたくない、という主張は通りにくそうに思います(この二つの比較としてね)。
もちろん、少数派が声をあげるということは、圧倒的な大多数の消極的反対、というよりもむしろ無関心とどう接していくかなのでしょうが。

パートナー間にとってはメリットが大きいのでしょうが、権利や利益を享受すべき一方で、家族として社会に果たす何らかの義務をないがしろにしているということはないのでしょうか。

また、偽装だけではなく詐欺も横行していますが、保険金詐欺や保証人詐欺に使われないのか心配になります。

いずれこういう保守的な意見も遠い昔の話になるのかもしれません。それよりも夫婦別姓について、今年中にも出される見込みの最高裁判断の方が気になります。

■郵政株上場(日本郵便、ゆうちょ銀行、かんぽ生命)
最初に当たって高値で売れた人はうまー、それを買ってさらに高値で売れた人もうまーですかね。相場の上下はありますが、いまから手を出そうとしても、もう間に合わないと思っていた方がいいでしょう。

ビジネスモデル的に先があるのか、親子上場の可否など問題がありますが、株式市場からお金を吸い上げて他に影響がないのか。普段は株など買わない人がお金を出して長期保有するというのであればまだいいのでしょうが、いずれまた痛い目に遭うのかもしれません。どこまでも政治に左右される組織です。


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