兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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スタッフが「海の向こうにブラジルが見えますか」と言ったら、
「ブラジルだったら下じゃないですかね」と足元を指差した遠藤。
岡田元監督が、「ピッチ全体を俯瞰できる」と評したのもうなずけます。
人ごみの中を歩いていても、誰がどの方向に歩いてくるのか、
どの方向に向かっているのか、なんとなくでも認識するようにすると、
スムーズに歩けるようになるかもしれません。
職場でも、誰がどのような仕事をしているか、
周りを意識するだけでも、
また少し仕事のやり方が変わってくるかもしれません。
「ブラジルだったら下じゃないですかね」と足元を指差した遠藤。
岡田元監督が、「ピッチ全体を俯瞰できる」と評したのもうなずけます。
人ごみの中を歩いていても、誰がどの方向に歩いてくるのか、
どの方向に向かっているのか、なんとなくでも認識するようにすると、
スムーズに歩けるようになるかもしれません。
職場でも、誰がどのような仕事をしているか、
周りを意識するだけでも、
また少し仕事のやり方が変わってくるかもしれません。
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『軍師官兵衛』は泣けました。
だいたいの展開は予想できるとしても、役者さんの熱演に感動します。
信長の詫びを引き出す竹中秀吉の演技は素晴らしいですね。わざとらしいところも、ある意味秀吉っぽさを感じられていいですね。全身に雰囲気を醸し出しています。
これがどこかで「警戒」に変わるんでしょうけど。
竹中半兵衛に対する「死してなお信長をたばかるとは・・・」の台詞は、伝説的な軍師に対する「死せる孔明、生ける仲達を走らす」を彷彿とさせます(話の核心は全然違うけど)
半兵衛人気が高まってしまいそうです。
田中哲司さんの荒木村重もいいですね。
明智光秀に連鎖していくところが、遠藤周作の『反逆』を思い出させます。
栗山善助(利安)が家臣の筆頭とされたのは、官兵衛を救出した功績が大きいのですが、子供は・・・。
だいたいの展開は予想できるとしても、役者さんの熱演に感動します。
信長の詫びを引き出す竹中秀吉の演技は素晴らしいですね。わざとらしいところも、ある意味秀吉っぽさを感じられていいですね。全身に雰囲気を醸し出しています。
これがどこかで「警戒」に変わるんでしょうけど。
竹中半兵衛に対する「死してなお信長をたばかるとは・・・」の台詞は、伝説的な軍師に対する「死せる孔明、生ける仲達を走らす」を彷彿とさせます(話の核心は全然違うけど)
半兵衛人気が高まってしまいそうです。
田中哲司さんの荒木村重もいいですね。
明智光秀に連鎖していくところが、遠藤周作の『反逆』を思い出させます。
栗山善助(利安)が家臣の筆頭とされたのは、官兵衛を救出した功績が大きいのですが、子供は・・・。
三笠宮さま(崇仁親王)の三子はみな親に先立って亡くなられてしまったなあ。
先々週婚約発表されたの高円宮典子さまの結婚式はどうなるのだろうと思ったり。
いよいよ先細りですが、典子さまの皇籍離脱と合わせて「女性宮家の創設」や「女性天皇」、あるいは「女系天皇」などといった変な話がぶり返さなければいいのですが…。
「万世一系」かどうかはともかくとして、男系でなければ天皇ではなくなってしまいますし、継承するには旧皇族を皇籍復帰させるしかありません。
先々週婚約発表されたの高円宮典子さまの結婚式はどうなるのだろうと思ったり。
いよいよ先細りですが、典子さまの皇籍離脱と合わせて「女性宮家の創設」や「女性天皇」、あるいは「女系天皇」などといった変な話がぶり返さなければいいのですが…。
「万世一系」かどうかはともかくとして、男系でなければ天皇ではなくなってしまいますし、継承するには旧皇族を皇籍復帰させるしかありません。
森重の切り返しからアンダーでのパスで決まりの3点目、
選手交代直後の青山のロングパスから、大久保のワンタッチでの4点目、
いずれもいいプレーでした。
ただし、そこだけ注目されると、前半の内容の悪さ(要は90分間戦えていない)、
3失点の守備など、課題から遠ざかってしまうかなと思います。
選手自身は課題を認識していると思いますが、
ニュースだと得点のシーンばかりが強調されますからね。
批判をプレーで封じる本田はやはり何かを持っているのでしょうか。
よくわかりません。
マスコミやスポンサーは盛り上がりを維持したまま
W杯に突入できるので安堵といったところでしょうか。
選手交代直後の青山のロングパスから、大久保のワンタッチでの4点目、
いずれもいいプレーでした。
ただし、そこだけ注目されると、前半の内容の悪さ(要は90分間戦えていない)、
3失点の守備など、課題から遠ざかってしまうかなと思います。
選手自身は課題を認識していると思いますが、
ニュースだと得点のシーンばかりが強調されますからね。
批判をプレーで封じる本田はやはり何かを持っているのでしょうか。
よくわかりません。
マスコミやスポンサーは盛り上がりを維持したまま
W杯に突入できるので安堵といったところでしょうか。
敗者の名前は定まらないことが多いのでは、
そして勝者も複数の名前があったのでは、
という前回の続きです。
学生時代に学校の図書館で戦前の百科事典を見つけたのですが、
当然ながら、そこには「第一次世界大戦」などという見出しはないのです。
「第二次」があっての「第一次」ですが、のちに「第一次世界大戦」
と呼ばれる戦争はあったのですから、それを何と呼んだかということですが
(当時は事典から見つけられなかった)、
「世界戦争」「大戦争」「欧州大戦」などと呼ばれていたようです。
石原莞爾(かんじ)は満州事変の首謀者の一人ですが、
彼が書いた(講演がベース)のが『世界最終戦論』です。
すでにヨーロッパでは第二次世界大戦が始まっていましたが、
「第一次欧州大戦」「第二次欧州大戦」という書き方をしています。
ちなみに、指揮者の小澤征爾は石原莞爾にちなんだ名前です。
「莞爾」は「莞爾とする、莞爾として笑う」などと使い、
「にっこり笑う様子」を表します。
主たる戦場がヨーロッパでしたから、「欧州大戦」の表記も
もっともですが、この戦争は日本にも拡大していきます。
日本が起こした戦争は中国を中心とした東アジアでしたから、
戦場を表す意味では「大東亜戦争」という呼称も適当でしょうが、
どうもこの表記はイデオロギーを含んでおり、
一般に使われるものではありません。
「太平洋戦争」の呼称も同様です。
特に日本人は「名前」にこだわりますが、
これはそこに何か宿る、言霊(ことだま)的な考え方でしょうか。
例えば、大地震が起きたときも、名前を決めるまで時間がかかります。
「阪神・淡路大震災」も当初は「兵庫県南部地震」
「関西大震災」「阪神大震災」などの呼称が使われました。
(「阪神」を入れることが適当かという議論はある)
「東日本大震災」も最初は「東北」が入っている報道が
多かった記憶があるのですが、被害の拡大が確認されるとともに、
「関東」も含まれていき、最終的には「東日本大震災」の名称を
閣議で決めたことを覚えています。
(名前を決めないと、法令等を出す際に支障が生じるという
現実的な問題もある)
リアルタイムでは名前の変遷を認識できますが、
時間が過ぎると、途中に存在していた名前の記憶は薄れていきます。
そして勝者も複数の名前があったのでは、
という前回の続きです。
学生時代に学校の図書館で戦前の百科事典を見つけたのですが、
当然ながら、そこには「第一次世界大戦」などという見出しはないのです。
「第二次」があっての「第一次」ですが、のちに「第一次世界大戦」
と呼ばれる戦争はあったのですから、それを何と呼んだかということですが
(当時は事典から見つけられなかった)、
「世界戦争」「大戦争」「欧州大戦」などと呼ばれていたようです。
石原莞爾(かんじ)は満州事変の首謀者の一人ですが、
彼が書いた(講演がベース)のが『世界最終戦論』です。
すでにヨーロッパでは第二次世界大戦が始まっていましたが、
「第一次欧州大戦」「第二次欧州大戦」という書き方をしています。
ちなみに、指揮者の小澤征爾は石原莞爾にちなんだ名前です。
「莞爾」は「莞爾とする、莞爾として笑う」などと使い、
「にっこり笑う様子」を表します。
主たる戦場がヨーロッパでしたから、「欧州大戦」の表記も
もっともですが、この戦争は日本にも拡大していきます。
日本が起こした戦争は中国を中心とした東アジアでしたから、
戦場を表す意味では「大東亜戦争」という呼称も適当でしょうが、
どうもこの表記はイデオロギーを含んでおり、
一般に使われるものではありません。
「太平洋戦争」の呼称も同様です。
特に日本人は「名前」にこだわりますが、
これはそこに何か宿る、言霊(ことだま)的な考え方でしょうか。
例えば、大地震が起きたときも、名前を決めるまで時間がかかります。
「阪神・淡路大震災」も当初は「兵庫県南部地震」
「関西大震災」「阪神大震災」などの呼称が使われました。
(「阪神」を入れることが適当かという議論はある)
「東日本大震災」も最初は「東北」が入っている報道が
多かった記憶があるのですが、被害の拡大が確認されるとともに、
「関東」も含まれていき、最終的には「東日本大震災」の名称を
閣議で決めたことを覚えています。
(名前を決めないと、法令等を出す際に支障が生じるという
現実的な問題もある)
リアルタイムでは名前の変遷を認識できますが、
時間が過ぎると、途中に存在していた名前の記憶は薄れていきます。