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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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『大世界史』(佐藤優・池上彰)に、トルコ(オスマン帝国)、イラン(ペルシア帝国)といった
かつての「帝国」が勢力拡大を図っている話が出てきます(「皇帝」になろうというわけではなかろうが)。

昔はここまでが自分たちの勢力だった、「取り返すべき」という考え方は理解できなくはありません。面積の大小や時代の違いこそあれ、日本における北方領土、あるいは竹島を「取り返す」という意識も似たものでしょう。

と考えたときに、伊達政宗が東北を席巻した理由も見えて来ます。伊達政宗の伊達氏というと、最上氏や蘆名氏を初めとする勢力に囲まれた弱小大名のような印象がありますが、曾祖父の時代には東北に覇を唱えた大勢力でした(勢力も大きく、多数の子女を周辺に配していた)。

それよりもっと以前、鎌倉時代、南北朝時代にも活躍した名門でしたから、復権すべき、元に戻るべき、と考えたのは不思議ではありません。


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