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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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だいたい、株価が上がる、いまが買い時、
などと雑誌に出ている頃には上げ時は過ぎていて、
売るタイミングを計っている人からすれば、
いいカモがやってきたというところでしょう。

中国経済についても、慎重論があった一方で、
少し前には楽観論一色となりました。
「爆買い」「インバウンド(外国人観光客)」やら、
それを象徴する単語が出てきて、
さもそれが当然になるかのような錯覚を受けたかもしれません。

それが、人民元の切り下げがあり、
株価も大幅に下落すると、日本など世界各地に波及して、
さながら「チャイナショック」の発生か
(近いところでは「リーマンショック」を意識している)、
となりました。

天津の爆発事故(?)も心理的には影響しているでしょうね。
日本以上にひどい、中国における政治と経済の癒着の
象徴のような出来事です。

「シャドーバンキング」の時もありましたが、
今回の中国経済の混乱も、日本や世界の経済には
影響は少ない(あるいはない)という意見はどうなんでしょうか。
後から見てみると、おかしな主張だったことに気付くのかもしれません。

日本の株価もあっという間に調整が入って、
これからどこまで戻すかはわかりませんが、
少なくとも年金資金などで支えるのは無理ということが
実際にも明らかになりました。

景気浮揚というか、支持率維持のために、
毀損させられない年金資金を株式市場に
突っ込むという判断が政治家(いや、官僚か)に
よって為されているという時点で、
この国の病巣は深いのですが。

一時の安保法制に関する話題もすっかり聞こえなくなってしまいましたが、
いつまで政権が維持できるのでしょうか。
自民党総裁選も無投票再選とは嘆かわしい限りで、
党を割るくらいの気概がある議員はいないのでしょうか。
まあ、それをするとまた下野して冷や飯を喰らわなければならず、
このアレルギーというのは自民党の活力を失わせているように思えます。

どこぞの政党が分裂しそうですが、炎上商法みたいで、
有権者を馬鹿にしていますね。


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