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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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相撲などは「勝負が決まった」あとに、
駄目を押すのはタブーという考えがあるようです。
相手を押し出して土俵を割らせたのに、
さらに押して「駄目を押す」というのは、
それこそダメという考えです。
(まあ、危ないですし)

逆に負けた方(正しくは、負ける方、負けそうな方)は、
じたばた見苦しいそぶりをせずに、
負けを認める、という暗黙の了解があるのかもしれません。
(土俵際で粘るのとはまた別)

今日の白鵬が琴奨菊を負かした取り組みなどを見ていると、
琴奨菊が転がした時には、白鵬はもうその先を見ていません。
これはもう高みに到達した人の、極みというべき地点かもしれません。

もちろん、勝負が決まるまで、手を抜かないというか
(白鵬が手を抜いているということではない)、
サッカー女子の澤選手あたり、
ボールが相手選手を通り越して、ゴールに向かっている時でも
(そのままでもゴールは決まることはほぼ確実と思われる場面)、
最後までボールを追いかけて、追いつけば、ゴールにシュートする、
というのも気持ちとしては大事なことで、
これはまたそれぞれ、向かうところは同じで、
気持ちを行動に表す、表し方が違うのだろうと思います。




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