兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
『逆説の日本史20』(井沢元彦、小学館)を
引き続き読んでいます。
伊藤博文が揮毫した高杉晋作の顕彰碑は有名ですね。
「動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し。
衆目駭然として敢えて正視するものなし。
これ、我が東行高杉君に非ずや。」
「東行(とうぎょう)」は高杉の号で、
当然、西行法師を意識しています。
高杉の功山寺挙兵がなければ維新、倒幕はなかったと思っています。
引き続き読んでいます。
伊藤博文が揮毫した高杉晋作の顕彰碑は有名ですね。
「動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し。
衆目駭然として敢えて正視するものなし。
これ、我が東行高杉君に非ずや。」
「東行(とうぎょう)」は高杉の号で、
当然、西行法師を意識しています。
高杉の功山寺挙兵がなければ維新、倒幕はなかったと思っています。
PR
『逆説の日本史20』(井沢元彦、小学館)を読んでいますが、
日本人独特の「清潔=善」から来る、
「中国人は実に不潔だからダメ民族なのだ」という見方は興味深いですね。
150年以上前に中国(当時は「清」…皮肉ではない)に行った
高杉晋作らの感想から。
「清」の国号は「金」を避けて、音が同じ「清」を選んだという説があります。
(説明が足りない)
日本人独特の「清潔=善」から来る、
「中国人は実に不潔だからダメ民族なのだ」という見方は興味深いですね。
150年以上前に中国(当時は「清」…皮肉ではない)に行った
高杉晋作らの感想から。
「清」の国号は「金」を避けて、音が同じ「清」を選んだという説があります。
(説明が足りない)
ニュースなどでは、景気が上向いている、
なんて言われているようですが、どこのことやら…。
と思う人は格差社会の真っただ中にいるんでしょうね。
日本も「総中流意識」(あくまで意識)などというのは、
とうの昔になくなってしまい、
搾取する側と搾取される側に分かれ、
経済格差を実感する社会になったのでしょうか。
大企業を優遇して、
その分を今度は賃上げに向かわせる、
なんて、日本はいつから統制経済になったのでしょうか。
賃上げに協力します、なんて言っている経営者の姿こそおぞましい…。
資本主義の最悪なところと、社会主義の最悪なところを
両方持っているなんて最悪…。
(55年体制の頃はその逆と評されていた、ような)
なんて言われているようですが、どこのことやら…。
と思う人は格差社会の真っただ中にいるんでしょうね。
日本も「総中流意識」(あくまで意識)などというのは、
とうの昔になくなってしまい、
搾取する側と搾取される側に分かれ、
経済格差を実感する社会になったのでしょうか。
大企業を優遇して、
その分を今度は賃上げに向かわせる、
なんて、日本はいつから統制経済になったのでしょうか。
賃上げに協力します、なんて言っている経営者の姿こそおぞましい…。
資本主義の最悪なところと、社会主義の最悪なところを
両方持っているなんて最悪…。
(55年体制の頃はその逆と評されていた、ような)
観ましたが、誰だ時代考証やってるの!
小和田哲男か…。
まあ、どこまで影響を与えているのかわかりませんが、
あの桶狭間の戦いの描写はないでしょう。
簗田(やなだ)某(簗田出羽守、一般に名は政綱)はどうでしょうか。
義元を討ち取った毛利新助よりも上の手柄とされたことには根拠がありません。
(小瀬甫庵『信長記』などに見られる創作の可能性が高い)
官兵衛が、信長や情報の重要性を意識したきっかけとして使うとしても、
あやしい話を持ってくるのは感心しません。
さて、たまたま『名将言行録』を読んでいたのですが、
これも資料的価値は低い俗書とされています。
(ただ、人口に膾炙したエピソードは多い)
そこに、「十四歳の時、母を喪ひ」と書かれていますが、
これを膨らませて、ドラマに仕立てるとこうなるのだなあ、
というのは感心したところです。
あと、官兵衛の祖父が、目薬を売ってお金をもうけて、
そのお金をさらに貸して、利息(ドラマ中では「利足」)も
質物も取らなかったので、借りた人は家臣になった、
的な話がありましたが、人身売買(買うの)と違うのかなあ?
関ヶ原の戦いの時の九州での話のもとになるのでしょうか?
えーと、おもらし云々は、竹中半兵衛が息子に言った話だっけか?
と、戦国はいろいろと触っているだけに、
突っ込みどころ満載…ですが、
極力、ネタバレしないように追っかけて行きたいと思います。
小和田哲男か…。
まあ、どこまで影響を与えているのかわかりませんが、
あの桶狭間の戦いの描写はないでしょう。
簗田(やなだ)某(簗田出羽守、一般に名は政綱)はどうでしょうか。
義元を討ち取った毛利新助よりも上の手柄とされたことには根拠がありません。
(小瀬甫庵『信長記』などに見られる創作の可能性が高い)
官兵衛が、信長や情報の重要性を意識したきっかけとして使うとしても、
あやしい話を持ってくるのは感心しません。
さて、たまたま『名将言行録』を読んでいたのですが、
これも資料的価値は低い俗書とされています。
(ただ、人口に膾炙したエピソードは多い)
そこに、「十四歳の時、母を喪ひ」と書かれていますが、
これを膨らませて、ドラマに仕立てるとこうなるのだなあ、
というのは感心したところです。
あと、官兵衛の祖父が、目薬を売ってお金をもうけて、
そのお金をさらに貸して、利息(ドラマ中では「利足」)も
質物も取らなかったので、借りた人は家臣になった、
的な話がありましたが、人身売買(買うの)と違うのかなあ?
関ヶ原の戦いの時の九州での話のもとになるのでしょうか?
えーと、おもらし云々は、竹中半兵衛が息子に言った話だっけか?
と、戦国はいろいろと触っているだけに、
突っ込みどころ満載…ですが、
極力、ネタバレしないように追っかけて行きたいと思います。
あらためまして、明けましておめでとうございます。
帰ってきて、年賀状を見ていますが、いろいろですね。
毎年一回、年賀状でしか連絡の取れない方が大半です。
引越、退職、転職、結婚、出産、…などなど。
年齢を重ねていくと、これに死去が加わるのかなと。
(その場合にどこから案内が来るのかわかりませんが)
歴史小説やドラマを見ていても、
最後はそこだけが残っていくと言いますか、
いつ生まれて、いつ死ぬかが後世に伝わっていくのかもしれません。
(それすらも伝わらない人々が大半ですが)
帰ってきて、年賀状を見ていますが、いろいろですね。
毎年一回、年賀状でしか連絡の取れない方が大半です。
引越、退職、転職、結婚、出産、…などなど。
年齢を重ねていくと、これに死去が加わるのかなと。
(その場合にどこから案内が来るのかわかりませんが)
歴史小説やドラマを見ていても、
最後はそこだけが残っていくと言いますか、
いつ生まれて、いつ死ぬかが後世に伝わっていくのかもしれません。
(それすらも伝わらない人々が大半ですが)