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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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仕事の段取りをつけられる、というのは、

一つには、複数抱えている仕事、あるいは仕事の中の複数のプロセスが、

どれくらいの時間、パワーで片付くかが認識されていること、

もう一つは、優先順位がつけられること、ですね。


いろいろな人にいろいろな仕事をお願いすることが増えましたが、

できる人は、(たとえどんなにたくさんの仕事を抱えていても)

お願いした瞬間に、その(私がお願いした)仕事の段取りを考えてしまうんですよね。

能力があって、上にいる人、というのはそこの能力が秀でています。

(それだけじゃ上には行けないけど)


いま触っている仕事があるから、と、

いま(私がお願いした)仕事を(瞬間的に…深く考えずに)後回しにすると、

結局は、締切が近づいてからやろうとしても間に合わなくなるんですよね。

(どんなに急いでやっても限界がある)


仕事には期限(締切)がつきものですが、

期限に合わせて仕事をしてはいけません。

期限よりもいかに早く終わらせるかを考えながら

仕事を片づけていかなくてはいけません。

(その意味で「期限」は必要である)


「予期せぬ」新しい仕事が増えることがあるかもしれませんが、

「新しい仕事が増えること」は「予期できないこと」ではありません。

新しい仕事が増えても、いまの仕事が片づけられる、

それが余裕を持った、仕事の段取りというものです。

「明日、新しい仕事が来なかったら、この仕事は片づけられる」

などというのは、社会人の仕事の仕方ではありません。


仕事は、希望的観測に基づいてするものではなく、

常にリスク(将来における不確実性)を考えながらするものです。

最悪の想定は、想定できないからこそ最悪なのですが、

想定できないような出来事が起こった時にどうするか、

って、自分で受ける(仕事を続ける)しかなければ、

最大限、時間を稼ぐしかないんですよね。

(仕事における遅滞戦術とでも言うべき…ちょっと違うか)
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