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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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昨日の補足です。必要な書類はいろいろあるのですが、この中に年収の確認書類は含まれていません。私が利用しているサービスでは、男性は年収があることが条件なのですが、サービス側では年収を確認していません(提示も求められない)。趣味や職業、学歴などといった条件と同様に自分で登録する項目です。

あくまで私の場合ですが、女性の年収を見ることはあまりありません(私よりも若い人で年収が多かったりすると驚くことはありますが)。貧しいのも嫌ですが、贅沢をしたいとも思わないですし、女性をずっと家庭に拘束するつもりもありませんが、子供ができたら、子供の小さいうちは家にいてほしいと思っています。なかなか書き方が難しいのですが、女性の収入をあてにしていないというか、それがなくても不自由がないくらいには自分が稼いでいきたいと思っています。女性が、自分で自由に使えるお金がほしいから、自分で働きたいという意見には理解を示しますが、できれば子供のそばにいてやってほしいと思います。

にしても、年収は自分で登録できる項目って、女性側から見たらどうなんでしょうね。男性の年収が信用できるんでしょうか。わざわざ違う数字にする人もどうかと思いますが(ふかしてもいいことはない)、女性から男性に、「本当にこの年収で正しいのですか?」なんて聞くわけにもいきませんしね。興味深いところです。まあ、どんな仕事を何年くらいやっているのかを聞けば、だいたいの年収は推測できると思います。それくらいの感性というか、常識はほしいです。

さて、有休を利用して、雪まつり直前の札幌まで日帰りで行ってきてサービスの説明を受けてきました。プロフィール用の写真も泣き泣きになりながら撮ってきましたし(容姿にはまったく自信がない)、書類も一通りそろえました。

札幌ではもう少し詳しい情報を入力して、マッチングするお相手を探してもらいました。最初は条件を緩くし過ぎたのか、200名以上マッチングしてしまいましたが、居住地や年齢を絞って100名ちょっとにしてもらいました(ちなみに、少なすぎても契約できないらしい)。もちろん、100名以上のマッチング相手すべてに声をかけられるわけではなく、この中から毎月何名かを紹介してもらえるようになります(マッチングと関係なく、会誌などを見ながら自分で探すことも可能)。必要な書類は追加で郵送したので、いつから婚活を開始できるか楽しみです。
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まだスタートラインにすら立っていません。今回は書類の話です。

自分が何者であるかを証明するのは難しいことです。本人確認書類といって、運転免許証を出せば、たいていのところでは本人と確認してくれますが、これも絶対とは限りません。偽造や変造ということもありえますからね。印鑑証明書は本人しか取得できなさそうですが、カードを持っていれば代理で発行してもらうこともできます。住民票や戸籍謄本も第三者が取得することが可能です(取得するにあたって正当な理由が必要)

絶対的な存在であるはずはなく、社会の中で相対的に決まるのが我々の存在であり立場です。ネットの世界においては、「名前」と残した「文章」だけが自分を定義してくれるものですけどね(言ってしまえば、そこにしか存在がない)

さて、結婚相談所を利用するにあたっては、いくつか提出が必要な書類があります。見慣れない、聞き慣れない書類もあるので、少し説明してみます。

なお、必要書類についてはご利用されるサービスによって違いがありますので、詳細は別途ご確認ください。

本人確認書類
運転免許証など写真付きのものが求められることが多いと思います。その意味では健康保険証というのは本人確認書類としては微妙なところです。パスポートでは住所が出ませんし、あとは写真付きの住基カードが本人確認書類に足ると思います。

独身証明書
こんな書類あるんですね。役所に行くと出してくれますが、うちの役所では「独身証明書」ではなく、「結婚情報サービス・結婚相談業者提出用証明書」となっています(身も蓋もない名称)。これで、民法第732条(重婚の禁止)の規定に抵触しないことを証明してくれます。

学歴証明書
卒業証書や修了証書なんてどこに行ったかわからない、という場合には卒業した学校に依頼すると卒業証明書を発行してくれます(有料の場合あり)。万が一、卒業した学校がいまは存在しないという場合、公立であれば教育委員会、私立であれば私立連合会に確認してみてください。

在職証明書
女性の場合、求められない場合がありますが、男性は収入があることが前提であることが多いので、提出を求められます。役所並みに書類の提出をしてもらう部署にいますが、オフィシャルの在職証明書というものは見たことがありません。こちらが作った書式に会社の判を押してもらうことが多いです。結婚相談所への提出書類としては、保険証や社員証で代用できることが多いようです。ただ、保険証も勤めている会社名が入っていない場合があるので、そうなると在職証明書としては難しくなるかもしれません。社員証もいまは様々な雇用形態があって、パートでも社員証が発行される場合があるので、なかなか難しいですね。よく確認しておきましょう。
「戦国人物紹介」

■毛利元就2


1551年、中国地方を揺るがす大事件が起こります。大内義隆の家臣である陶晴賢(隆房)が謀反を起こし、義隆を自害に追い込んだのです(大寧寺の変)。翌年、晴賢は大友宗麟の弟である晴英を大内家の当主大内義長として迎え、傀儡政権を築きます。元就はこれを静観しつつ、備後、石見方面へ勢力を拡大、また尼子氏に謀略を仕掛け、当主晴久の叔父であり武勇に秀でた新宮党の国久、その子誠久を粛清させています(近年では晴久が尼子宗家の支配力強化のために自主的に行ったという説が有力)。

1554年、吉見正頼(室は大内義興の三女)が晴賢に反旗を翻すとこれに呼応し決起。翌年、晴賢は自ら大軍を率いて厳島の宮尾城を攻撃すべく厳島に上陸しますが、元就は陶軍に奇襲をかけて晴賢を自刃に追い込みます(厳島の戦い)。

以後は防長二国の攻略を進め、1557年には大内義長を討って大内氏を滅ぼしました。その後は北九州の支配権をめぐって大友氏と争い、一方で尼子氏と中国地方の覇権をかけて争います。尼子氏との戦いは、1566年に尼子氏の本拠である月山富田城を陥落させ、中国平定を成し遂げます。1571年に死去、七十五歳。生涯に戦った合戦は確認されるものだけで大小二百を超えるとされており、戦国時代だけでなく、世界的に見ても比類がありません(信玄や謙信でも百戦に達していない)。

厳島の戦い
陶晴賢を討つべく決起した元就だが、陶方の兵が二万を超える一方、毛利側の兵は四千でしかなかった。ここに元就は謀略の限りを尽くすことになる。まずは陶氏の重臣の江良房栄に内応の調略をかけるが、これを拒否されると、「房栄が元就と内応している」と虚偽の情報を流し、晴賢に房栄を殺させることに成功する。 陶方との決戦の機運が高まると、厳島に宮尾城を築き、陶方から寝返った二将に守備を任せ、「厳島に兵力を割いたのは失敗だったかもしれない」と虚報を流した。また重臣の桂元澄に「晴賢が厳島を攻めれば背後から元就を攻める」と神仏に誓った書状まで書かせ、晴賢を厳島に誘った。狭い厳島に大軍が上陸すれば身動きが取りづらくなると読んでのことである。さらに伊予の村上水軍の協力も取り付け、陶軍と戦う準備を整えた。

1555年9月21日、晴賢は自ら兵を率いて厳島に上陸し、宮尾城への攻撃を開始した。毛利軍は30日に暴風雨の中、海を渡り、翌日の夜明けから、元就・隆元・元春の主力と隆景の別働隊が陶軍を挟撃。陶軍は総崩れとなり、晴賢は厳島からの脱出を図ったが、海上は村上水軍に制圧されており、逃げ切れなくなった晴賢は自害して果てた。

日本三大奇襲の一つとされるが(他は河越夜戦と桶狭間の戦い。ただし桶狭間の戦いは奇襲ではない)、後世の軍記物の影響を受けており、実際の戦況がどのようなものだったか、正確にはわかっていない。ただ、この戦い以後、大内家は急速に衰退し、毛利家が勢力を伸ばしていくことになる。
ついに婚活の封印を解きます。

DEBBY氏はアウトドア編に突入しましたが、うちは婚活編に突入します(笑)

短い話にはならないと思うので(長くしたくもありませんが)、「婚活」で別カテゴリーを作ります。時間、体力、お金も使うことから、社会勉強かなという思いもありますので、体験談として参考にしていただいてもよろしいかと。ネタと思っていただいても構いません(笑)

それにしても、二回目の就職活動のような気がしています。私が就職活動をしたのはもう十年以上前で(前後の年を考えても最悪の超氷河期で、いまの会社に拾ってもらわなかったら現在の生活はない)、あの頃は「就職活動」と呼ばれていました。いつから「就活」と略して呼ぶようになったんですかね。

「婚活」は「結婚活動」の略で、2007年から使われ始めた造語だそうです。暗に「恋愛に失敗した(恋愛結婚できない)」という意味を含むと思うのですが、現在となってはあまり暗いイメージはないのではないでしょうか。むしろ、普通に使われ過ぎるようになったと言いますか(逆にそれについていけない人が「婚活疲れ」「婚活ストレス」などといった状況に陥るまでになっている)。

さて、なんでいまになって婚活を始めようと思ったかですが、いくつか理由があります。

1.恋愛できない(恋愛結婚できない)
先に書いたように、自分には無理そうだなと。完全に絶望した(笑)。出会う機会もありませんし。もちろん、結婚する前に相手を好きになる必要がありますから、婚活の途上で恋愛することにはなりますが。いままでに付き合っていたときに結婚を考えた人も一人だけいますが、結局解消してしまいましたし、この分野の能力が完全に欠落しているのではないかと。独りでいることがさみしいとは思わないので、そこだけを考えると、無理にパートナーを求める必要はないのですが。

2.仕事が安定してきた
これも大きいですよね。会社では長らく冷や飯を食わされて待遇も横這いでしたが、店長が代わった去年くらいからようやく認められだしてきて、昇格(昇進ではない)を経て年収も上がりました。このことがプライベートを見る余裕につながってます。

3.年齢
家庭を持って、子供もほしいと考えると、そろそろいい時期なんですよね(ちょっと遅いと言ってもいい)。末弟と父親の年齢関係を見ても、子供が独立するときに還暦を超えているというのはしんどい。

結婚相談所もマッチングする相手を紹介するだけですから(お見合いのようなオプションもあるが)、知り合ってからの努力というのは普通の恋愛と同じように必要ですが、まったく知らない相手と一から関係を築くよりは、お互い結婚について考えていて、価値観の近い相手と出会えれば、結婚できる可能性は高いのではないかと思っています。
歴史小説は学生の時代はよく読んでいましたが、

あれはあくまでフィクションなので。

いまは研究書の類の新書をよく読みます。


『長篠の戦い 信長の勝因・勝頼の敗因』 藤本正行 洋泉社歴史新書y 840円+税

「信長の戦争」三部作の第二弾。

1993年の『信長の戦国軍事学』は衝撃でしたね。あの頃はネットもなくて、手に入れること自体苦労しました。いまは講談社学術文庫で『信長の戦争『信長公記』に見る戦国軍事学』として、改題、文庫化されているので、手に入りやすいでしょう。おすすめ。

天才信長が新兵器の鉄砲を大量動員して、凡将の勝頼が率いる武田騎馬隊を完膚なきまでに叩きのめしたというのは完全な誤解。信長という人は桶狭間できわどい勝ち方をしていますが、それ以外はほとんど物量に物を言わせて、戦略的にすでに勝ちを得るという戦い方をする人で、非常に常識的・合理的な人間です。長篠の勝因は鉄砲だけではありません(さすがに最近は「鉄砲三千丁の三段撃ち」を言う人はいなくなったが)

『本能寺の変 信長の油断・光秀の殺意』 藤本正行 洋泉社歴史新書y 860円+税

「信長の戦争」三部作の完結編。

世の謀略説を唱える人はいい加減に妄説をひっこめた方がいいと思うのですが、『信長は謀略で殺されたのか』(共著)で同氏が謀略説を完全に否定しても、いまだ謀略説は消えません。1582年6月2日に、信長がほとんど兵を率いずに京にいたこと(軍事的空白)、そしてその近くで光秀が軍勢を組織できたことは「偶然の産物」で、誰かが狙って仕組んだことではありません。それを狙って謀略を組むこと自体が不可能なことなのです。

『上杉謙信の夢と野望 幻の「室町幕府再興」計画の全貌』 乃至政彦 洋泉社歴史新書y 890円+税

『関東戦国史と御館の乱-上杉景虎・敗北の歴史的意味とは?』(共著)が面白かったので。

が、信長や信玄も含めて、彼らが室町幕府を再興しようと思っていたというのは疑問。謙信はやや真面目に考えていた節はあるかもしれませんが。


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