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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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月9「鍵のかかった部屋」

「ライアーゲーム」の松山監督だから見てみました。

音楽が「007」っぽい。

原作があるのですが、「密室」を売りにしている割には、

第1話のトリックはトリックと言えるようなものではなかったし(詳しくは書かない)、

死体の動かし方(?)の方に焦点が当たっていました。

(そして、法医学の知識がなければ正解にたどり着けないのはフェアではない)


東野圭吾の「名探偵の掟」を読んだ後だからなのか、いまどき密室かよという気もします。

「名探偵の掟」にはこんなくだりがあります。

 同じ手品を何度も何度も何度も何度も見せられている気分である。違うのは種明かしだ。そして種明かしが違っても、驚きには繋がらない。美女が空中に浮かぶという手品を、種が違うからといっていくつも見せられたって飽きるだけである。
 ところが『密室』は性懲りもなく出てくる。
 いったいなぜなんだろうか。
 私は機会があれば読者の皆さんに伺ってみたいと思っている。あなた、本当に密室殺人事件なんか面白いんですかい。


完全密室なんてまずありえないわけで、「鍵のかかった部屋」の第1話も全然トリックと言うほどの密室とは言えません。

まあ、探偵役は探偵ではないので、密室の謎だけを解いて、犯人は推理しない、というのが少し変わっている点ですが、それでは視聴者が納得しないので、その道化役を弁護士と見習いが演じることになります。

ちょっとからかったかな。次も見ると思いますけどね。



要するに、タイトルの通りなんだけど、

出口から出て鍵をかけて密室にしました、なんてのは密室トリックでも何でもないんだよね。

当たり前の話。





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前にも仕事の話で書いたように、頭の良さ(これ自体、曖昧だ)というのは試験の成績とは一致せず、また頭の良さがその人の価値を決めるわけでもありません。

頭の良さにもいろいろあって、瞬間的なひらめきに秀でた人もいるでしょうし、熟考の上に優れた結論を導き出せる人もいるでしょう。

私は前者の、いわゆる当意即妙的な機転のきくところをこよなく愛するのですが、これも生まれつきのものとは限らず、経験で補えるところもかなりの部分あります。

まあ、何を言いたいのかというと、土曜日に札幌まで行って会った人が、顔も視線も合わさずにしゃべるロボットみたいな人でまったく話が盛り上がらなかったのに対して(いまでは説教しておけばよかったと思っている)、そのあと、一人でススキノのスナックに飲みに行って出会った女性がとってもしゃべりやすかったということです(笑)

まず、声の…何というのか、声の質というか、種類が私の好みで、非常にレスポンス(反応)が速い。ある種のリズムを感じます。仕事もてきぱきしていて、見ていて心地よい。この世界は気付いてなんぼの世界ですから、ある程度の地位のある人であれば、目の前のお客さんを離さないように、店全体の差配をするという気配りが求められます。

婚活の話をしていたので、(向こうが)四歳上だけど、「結婚してください」って言ったらスルーされた(笑)、けど、電話番号教えてもらった、という先週末でした。捨てる神がいれば拾う神もいます。街に出ないと出会えません。

と書いていたら、ショートメールが来た(笑)、まあ、ただの一人のお客さんなのでしょうが、こういう心配りは大事です。

たまに試験的に論理的な文章が書きたいと思っただけで、ご意見は受け付けていません、あしからず。カテゴリーとしては、婚活においての話になります。世間一般に還元してもいいと思いますが。

婚活において、要するに、まだそれほど親しくなく、相手の嗜好もよくわかっていない中で、「どんな本を読みますか?」 という質問はセーフ(というか十分あり得る)だと思いますが、「どんな音楽を聞きますか?」 は地雷(になりえる可能性が高い)ですよね。例えば、私はPerfumeが好きですが、あのテクノは絶対ダメ、受け入れられないという人は少なくないと思いますし、逆に私は男性の裏声が苦手なので、ビジュアル系の類はダメです。これいいから、って聞かされても寒気がするだけで、永遠に受け入れることはありません(耐えられない)
 
これは、要するに、話の対象とするカテゴリーの数(多さ)から来ているのだと思います。音楽も邦楽と洋楽、ポップスとクラシックなどと大まかにカテゴライズすることはできますが、これらは、どんな音楽を聞きますか、の答えとしては適当ではありません。この手の質問は、どのジャンルの音楽を聞くかというよりも、どのアーティストの音楽を聞くかという問いで、その答えというのはそれこそ無限にあって、この種の会話の前提にある、共通点、あるいは共感を探すのにはまったく不適当と言うしかありません。
 
一方で、どんな本を読みますか、の答えは作家であっても構いませんが、ジャンルであっても構いません。森博嗣(もう書かなくなってしまったけれど)は読まなくても、東野圭吾を読むとすれば、推理小説ネタで共通点が見つかるでしょうし、東野圭吾も推理小説だけを書いているわけではありません。作品名を出さなくても、マンガを読むと言えば、意外ですね、と言われつつも共感を得られることもあるでしょう(マンガは例外的と言える、これは後半述べる)
 
音楽というのは、ジャンルの話をしても、最後は個別のアーティストの話に落とし込まないと共感は得られない可能性が高いのですが、反感、と言わないまでも共感を得られないリスクも高いと思われます。本の場合は、いきなり最初から好きな作家や作品名をピンポイントで言わないでしょうが、ジャンルだけでも共感は得られます。
 
突き詰めると、音か文字かの話で、音楽は受動的に聞くこともあります。Perfumeは聞かない、という人であっても、ラジオやCMでPerfumeの音楽を聞いたことがあるかもしれません(だから、嫌いという人も出てくる)。しかし、本の場合は、読まない人の本はまず目にすることがありません。能動的に、自分で読もうと思わない限り、読むことはありません。嫌い、ではなく、知らない、読んだことがないということになります。この点、マンガにおいては、読んだことがなくても内容はなんとなく知っているということがあるので、それなりに共感を呼ぶ可能性は高いと言えます。
四月なのに皐月とはこれ如何w


勝ったら馬が強い、負けたら騎手が下手、とは言うものの、

今日の皐月賞は内田Jの好騎乗でしたね。

測ったようにインを突いて、最短距離で芝のいいギリギリのところを抜け出す、と。

大外を回って2着の福永祐一なんて足元にも及ばないですね。お父さんは天才だったけど。


それにしても、勝ったゴールドシップの芦毛の馬体を見ていると、

母父のメジロマックイーンを思い出しますね。

父子三代天皇賞制覇の続きは見られないとしても、

孫の代でまた天皇賞制覇の可能性があるというのは楽しみです。

先にオルフェーヴルが勝っちゃうか。
記録の話は置いといても、山本昌さんの勝利はうれしい。

いつも打線の援護がないからな…。


欲を言えば完投、完封してもらいたかったのですが。

去年も勝ってほしかったのですが。


とりあえずなんだ、セ・リーグ最年長勝利(46歳8か月)、

工藤公康(横浜在籍時)の44歳1か月を更新。

パ・リーグには浜崎真二(阪急)の48歳4か月(1950年)というのがある。

球団の勝利記録211勝(言わずと知れたフォークの神様、杉下茂)にも並びましたね。

最年長先発勝利はプロ野球記録らしい。もうよくわかんない。

とにかく、おめでとう、昌さん!
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