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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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いつもの孫引きで恐縮ですが…。

すっげぇ中学1年生!伊藤、6回完全18K

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120701-00000034-sanspo-base

6回ですが、全員三振の完全試合達成とは驚きです。

やられた方はバントとかしねえのかよ!w

きっとそれすらできないような投球だったに違いない…。
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ついにキラキラネームを付けられた子供が自分の意見を発信できるようになったか…。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1488490499

ベストアンサーにはおおむね賛同です。

子は親の所有物ではありません。


「優しいから、優ちゃんはどう?」となって、いまでは周りが「優子」と呼んでくれる、

なんてのはいい話。


名前は他と区別するためにつけられるものですが、

求められるのは独創性ではなくて(みんな「太郎」と「花子」ばかりでも困るが)、

実は、「名前としてあり得るか」「世間に受け入れられるか」という普遍性なんだよね。

(前に書いたように、もちろんそれは時代や意識によって少しずつ変わっていく)
2012年6月の編集後記。

もう「編集後記」を書く時期か、と思うと、6月は早かったなと思うのですが、仕事が忙しかったわけではありません。どちらかというと、楽をしていました。これが7月にのしかかってくると思います。見えている仕事があっても、なかなか片付かないということで、楽をしていたわけではないのですが。
 
いつものように、まず気候の話をすると、例年、6月は暖かくなるのですが、今年は肌寒い日が多かったですね。6月の上旬までストーブをつける日がありました。最終週になってようやく暖かさを感じられるようになってきましたが、「暑い」からは程遠い感じです。今年は夏が来るのでしょうか。9月には秋風が吹きますからね。7月、8月でどれだけ暑くなることやら。
 
この気候のせいか、体調を崩してしまい、のどを痛めています。鼻水も止まりません。月に2回も血を抜いて、3週連続で週に3回も飲みに出ていれば、体調も崩しますよね。来月は節制します。
 
ブログの方は少し歴史の話ができたでしょうか。戦国時代以外の話も増やしていきたいところです。まだ漠然としていますが、時代が替わっても変わらない日本人の特性、本質のようなものについて考察していきたいと思っています。「戦国人物紹介」も事績、というか事実を編集して紹介しているといっていいのですが、そこからオリジナルなものを生み出していきたいですね。どんな人か知りたいと思えば、Wikipediaを見れば済む話ですが、そこ(のレベル)に留まっていたくはないですからね。
 
婚活の話は減らしました。三人目に会った人とメールしているので、サービスの掲示板は利用していません。あとは、会う回数を増やして、距離を縮めていこうと思っています。焦らずに行こうとは思っていますが、タイムリミットはあると思っています。夏を越して、秋くらいにはいい報告ができるといいですね。
 
今年も半分が過ぎようとしています。残り半分、充実した、楽しい半年にしたいと思っています。

それでは、また、来月お会いしましょう。
書き方はいろいろありますが、かつては男性はみんな、なんとか日子(彦、ひこ)、女性はなんとか比売(姫、ひめ)だったのかもしれませんが、「彦」は残っていても、「ひめ」と読む「姫」はハンドルネームくらいでしか見かけません(「き」と読む例は見かける)。まあ、HNで「○○姫」とつけるのはだいたいイタイ人と相場が決まっているようですが…?

平安時代あたりから、漢字二文字に読み四文字の名前が一般化しますが、前にも書いたとおり、「定家」と書いて(本当は「さだいえ」と読むのですが)「ていか」と中国風に読むのがかっこいい、みたいな時期もありました。いまの英語っぽい読みの「DQNネーム」や「キラキラネーム」と感覚的には同じなのかもしれません。

一方で、これも前に書きましたが、松浦氏(嵯峨源氏)のように一字名をつける家もありました。

「家」というのが意識される時代にあっては、「通字」みたいなものがあって、徳川家の「家」、伊達家の「宗」などが知られていますが、江戸時代も後半になるとネタが尽きてくるのか、普段は見ないような字が出てくるんですよね。将軍家斉様から「斉」の一字を拝領したが、下の文字はどうしよう、他家とかぶってもダメだしな、とかね、あったと思うんですよ(笑)

細川家は斉茲-斉樹-斉護と三代「斉」の字が続いていますし、黒田家も斉隆-斉清-斉溥、なんてことになってしまいます。元服する以前に決めておいたと思いますが、候補はいくつか用意しておいたにもかかわらず、ほかの家に先を越されて、「殿、この名前は池田家で先に使われてしまいました」とか、現代の私たちには知られざる、激しい名前の争奪戦があったのかもしれません。
名前の議論があるわけですが、私は宇多田ヒカルを全面的に擁護します。

ツイッターから引用しますが、

宇多田「最近日本では風変わりな名前の子供が多いらしいけど、絶対読めない名前とか、日本語っぽくない名前とか、ちょっとかわいそうだなと思う。親御さんたちは愛情をもって名付けたんだろうけど…」

ある人「可哀想って失礼ぢゃない?一生懸命考えて付けた名前を可哀想は失礼。可哀想か可哀想ぢゃないか、決めるのは子供だょ。最低な考え」

宇多田「たしかにかわいそうは失礼だったかもしれないですね。」


日本語が正しく使えない人に批判されたくないですが(「ぢゃ」→「じゃ」、「だょ」→「だよ」、そもそも何でも小文字にするのは気持ち悪い)、それに引用は正しく行わないとダメですね。「かわいそう」は「可哀想」と同一ではありません。

ある人にとっては極上のものでも、別の人にとっては不快なものというのはあるわけで、名前に関しても「DQNネーム」とか「キラキラネーム」とか、そういう単語自体がこの問題の存在を表しています(要するに価値観が対立している)

ただ、ほかの似たような問題と一線を画しているのは、現代の日本では名前は親がつける、まあ、おじいちゃんやおばさんがつけることがあるかもしれませんが、ともかく、自分の名前は他人がつけたものということです。自分で自分の名前は決められません(あくまで基本的にはの話であって、理由があれば変更することはできないわけではない)

これには、人名に使える漢字は決められている一方で、読みには制限がないということも影響しています。「太郎」と書いて、「はなこ」と読みを振っても問題はありません(ただし、実際問題として役所の窓口は通らないと思いますが)

価値観は時代によって変わるものですから、グローバル化(?)のせいか、英語っぽい読みにする例も増えていますが、まだまだ世間全体に受け入れられるまでには至っていないのではないでしょうか。

小野妹子(おののいもこ)という7世紀の男性がいますが、いまの時代に、男の子に「妹子(いもこ)」とつけるのは抵抗がありますし、そういう名前を見たら、(自分でつけた名前ではないので)「かわいそう」と思うことでしょう。

蘇我蝦夷(そがのえみし)も7世紀の人物ですが、「蝦夷」は言うまでもなく、東北以北の異民族(えぞ、えみし)のことで、異民族の強さにあやかった名前かと思いますが、いまの価値観からすればこれも少し変わった名前です。一方で、九州南部にいた異民族に「隼人(はやと)」がいますが、これはいまの名前にしても違和感はありません。2号ライダーが一文字隼人でしたっけ。少し古いかもという感じはありますが。さすがに「蝦夷」くんは現在ではどうかなと思います。

話を最初に戻すと、いわゆる「DQNネーム」や「キラキラネーム」というのは親がつけた名前であって、自分でつけた名前ではありません。「一般的な」価値観からすれば、そんな名前をつけられてかわいそう、と思うのは当然であって、ましてや一生懸命考えた名前がそんな名前であったら、なおかわいそうです。一生懸命やったら何でも正当化されるわけではありません。
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