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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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年内の「戦国人物紹介」大内義隆の次、陶晴賢まで書いて、来年は毛利家スペシャルと進みたいところですが(きっとあまりニーズはないだろう)、その前にまたコラム的に「道理」について書いてみたいなと。
 
陶晴賢だって、何の考えもなしに謀反を起こしたわけではないんですよ。彼には彼なりの道理があったはずです。主君を殺した彼を弁護するわけではありませんけどね。
 
どうり 【道理】
1.世間で正しいと認めた、行いの筋道。
2.(そうなるのが正しい、という)理屈。「子供に分かる道理(=わけ)が無い」

どうりで 【道理で】
前から不審に思っていた事のわけが今やっと分かったという主体の気持ちを表す。「二人は兄弟か。道理で(=なるほど)よく似ている」
(新明解国語辞典・第四版)
 
成文化された「法」ではありませんが、それに近い(みんなが認める)「ルール」という意味もありますし、「道理で」は「納得」に近い意味も持ちます。中世における「道理」の意味を探りながら、聖徳太子の十七条憲法に飛び、さらに現代の日本的民主主義についても考えることができればと思っています。
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