忍者ブログ
兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

乃木で二話やっちゃったよ、と昨日の「坂の上の雲」の話ですが。

どうしてもボリューム的にそうなるよね。

「旅順総攻撃」「二〇三高地」で二話。

「旅順総攻撃」の、数分間ナレーションなしで、

ひたすら突撃を描いているシーンが凄絶でした。

戦争ってのは極言すれば人と人の殺し合いですからね。

現代は兵器になっちゃってるんだろうけど。

(「人」の存在をあえて意識させないようになっていっている)


これで残り二話。

来週は「敵艦見ゆ」で、最後は「日本海海戦」なんですが、

秋山好古(お兄さんの方、阿部寛)の騎兵隊が活躍する奉天会戦は

どこでやるんだろうか・・・。


あとは、大山巌(米倉斉加年、まさかね)がいいですね。

西郷隆盛のいとこに当たる人物で、我々がよく知る西郷の肖像画、

あれは西郷の弟従道と大山巌をモデルにしたと言われています。

(いまのところ、西郷の写真や肖像画の類は一切確認されていない)

薩摩の代表的な大将のスタイル(と言っても、西郷隆盛くらいしか知りませんが)

である、茫洋(あるいは鷹揚)とした感じをした大人物で、

「坂の上の雲」ではこのあたりのイメージがよく出ています。

殺気立った戦場ではこの少しボーっとした感じがいい方向に出たようです。


奥さん(後妻)は会津藩士の娘である捨松(すてまつ)、

津田梅子らとともに幼くしてアメリカに留学した女性です。

戊辰戦争では敵味方に別れていたのに、くっついちゃうのが不思議なところ。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
無題
残り2話ということで奉天会戦はある程度省かれる気もしますが・・・
奉天会戦自体は世界史上まれにみる大規模会戦なのでもう少し取り上げて欲しいきもしますけどね
黒溝台会戦とか胸熱
ムール 2011/12/13(Tue)23:47 編集
無題
撮影は日本とロシアで離れて行われていたという・・・。まさに大会戦w

黒溝台会戦はいいですね、立見中将が好きです。旧幕臣だけどのちに大将にまでなりますが、日露戦争の頃って、戊辰戦争、西南戦争を戦った軍人がまだ現役でいるんですよね。中心は薩長なんだけど、それ以外の出身の人も能力を評価されれば出世する、この前後にはない現象かもしれません。
Rakuna 2011/12/14(Wed)20:17 編集
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
[626]  [625]  [624]  [623]  [622]  [621]  [620]  [619]  [617]  [616]  [615
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
ブログ内検索
最新のコメント
[10/03 Rakuna]
[10/03 セレス]
[09/25 Rakuna]
[09/25 セレス]
[08/22 Rakuna]
[08/22 セレス]
バーコード
アーカイブ
カウンター
Admin / Write
忍者ブログ [PR]