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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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歴史を学ぶということは、いまを、これからをどう生きるかに役立てるということであって、それをしないのは、単なる机上の学問であり、自己満足であり、オカルトに過ぎない。
 
そういう意味で、火曜日の夜10時からNHK(Eテレ)で放送している「さかのぼり日本史」は興味深く見ています。過去の出来事がいまにどのように影響を与えているか。意外な視点も見えてきます。
 
とはいえ、実際のところはよくわからないかもしれません。もしかしたら、織田信長のやったことなんて、いまの我々にはまったくなんの影響も与えていない、ということもあるかもしれません(そんなことはない)

比叡山の焼き打ちや本願寺との戦争はのちの政教分離につながるものですが、信長が(いま我々が認識している意味での)「政教分離」を意図してこれらのことをおこなったのか、というのはよく吟味してみなければなりません。当初の意図と結果が違う場合もあるでしょうからね。

そういう視点で物事の始まり(本当にどこから始まっているのかはまた別として)から見ていくというのは面白いんですよね。

「独裁、危ない」と言っている人の方が正しいかもしれないですし(往々にして正しいか正しくないかは主観的なものですが)。独裁者は民衆の歓喜の中から生まれるものですからね。
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無題
ボクが習った歴史と、今の教科書に書かれてる歴史が違うらしーって事を最近知りました。そのうち、戦国時代は当時の人が書いた単なる空想小説の一部です。とかになってそーで怖いです
debby 2011/11/29(Tue)21:13 編集
無題
司馬遼太郎の『坂の上の雲』の日本海海戦部分の記述も事実とは異なるそうだけど、ドラマではどうするのかねえ。

いまのうちに歴史書を書いておけば、百年後くらいにこんなことがあったんだと思われるかもよ(その頃までネットが存在しているのかどうか知りませんがw
Rakuna 2011/11/29(Tue)21:42 編集
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