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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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一般的に言われていたことを踏まえつつ。

炯眼の勝負師・落合博満監督に、ただひとつ足りなかったもの。(Number Web)

http://number.bunshun.jp/articles/-/162209/

最後の、「できなかったのか、できるのにしなかったのか……。」

は落合監督に対する最大にして最後の問いです。


野球はスポーツであり、勝負事ですから、

勝つことを最大の目標とすべきなのは言うまでもないことです。

一方で、相撲の時に語ったのと同様に、野球にも興行としての側面がありますから、

ファンサービスや球団経営も考慮しなければなりません。


それはわかっていながらも、

落合監督は、チームのスポークスマンとしての役割を果たすことが

できなかったのかもしれません。

できる能力の有無とはまた別の問題です。

できていたとしても、いまの事態が回避できていたかはわかりません。


多くを語る監督に人気があっても、チームが勝たなければ、

多くのファンはそのチームから離れていくでしょう。

多くを語る監督、それがファンにとって面白いものであっても、

万年最下位争いを続けるチームであれば、そんな監督はいらないでしょう。

監督に多くを語ってほしいのか、チームに勝ってほしいのか、

二律背反する命題ではありませんが、両立できるかもわかりません。


ここなんですよね。

仮の話を積み重ねても、それは仮の話でしかありません。

残るのは、監督に就任して以来、

(今年も含めてしまおう)八年連続Aクラスという素晴らしい結果だけです。

もしかしたら、そこにさらなる能力を求めてしまったのかもしれません。
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