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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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3・11から半年、9・11から10年。みなさんはあの日、どこで何をされていたでしょうか。

2001.9.11は会社から寮に帰ると、同僚たちが食堂のテレビでニュースにくぎ付けになっていました。航空機二機が相次いで世界貿易センタービルに激突。衝撃的な映像で、すぐには現実なのか幻なのか区別がつきませんでした。そして上から崩れていくビル。不謹慎ですが、ガラスの破片なのか、キラキラと舞い落ちるものを「美しい」と思ってニュース画面を眺めていました。もはや非現実的な光景です。これは事故などではなく、テロだろうと直感し、21世紀になったというのに、これから大変な時代に突入していくのだ、と思ったのを覚えています。

2011.3.11は金曜日で、午後3時間際、仕事も片付いて、会社の2階で後輩と話している最中でした。揺れには気付きましたが、縦揺れではなく、いままで感じたことのない長い長い横揺れで、それが何分間も続きました。2階の窓から外を眺め、街灯までが揺れているのを見ていました。北海道でこれでは、東北は(津波が来れば)甚大な被害を受けるのではないかと思うと同時に、東北にいる人々(親戚がいれば、友人もいる)の安否を気遣ったものです。次の日も出勤で、(次の日の昼のニュースだったと思う)日本全土を津波警報(大津波警報、津波注意報)が囲むのを見て、これが「日本沈没」なのだなあ、と少し現実離れした思いで見ていたのを覚えています。

犠牲を払わなければ価値観は変わらないのか、価値観を変えるのに犠牲が必要なのか。克服するにはまだまだ時間がかかりそうな気がします。
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