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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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(ツイッターからの改編)

新潮新書の『復興の精神』を薦められて読む。

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養老孟司の文章はどうということはなかったが(『バカの壁』もつまらなかった)、

茂木健一郎の文章でなぜか涙が止まらず。

南直哉の文章も読み始めてすぐに読み続けられなくなってしまった。


震災があったときに何をしていたか、どう思ったかという文章に触れるとまずいらしい。

要は普段は封印してしまっている「あの日」のことを思い出すのがいけないようだ。


あの日、私も大きな揺れは経験したが、家も会社も何事もなく、

津波や原発の被害も受けていない。

「震災前」と「震災後」で生活はほとんど何も変わっていないし、同じ生活を続けている。


ただ、この「何も変わっていない」「同じ生活を続けている」ことが苦痛なのである。

はっきり言うと、罪悪感すら覚えている。

きっと、直接の被災者ではない多くの日本人もこうした感情を抱いているのではないだろうか。


さてまた続きを読もう。
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