兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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JRAのTVCMでメジロマックイーンが出ている、
という話をした直後に、「メジロ牧場解散」の報が入ってきましたが、
メジロブライトやメジロドーベルなど好きな馬が多かったので残念ですね。
ここでマックイーンやライアンを挙げないのは世代のせいです^^;
最近は重賞レースでもメジロの勝負服(白地に緑の横線と緑の袖)を
見ることが少なくなり、とうとう来る時が来たかという感じです。
メジロ牧場というと、「オーナーブリーダー」として知られています。
訳すと、生産者が馬主を兼ねるといったもので、
早い話が、「ダビスタ」などのプレイヤーと同じことです。
ゲームと同様に、生産した馬が勝てば賞金が入って、馬主兼生産者は潤いますが、
走らなければ経営が厳しくなっていきます。
さて、TVCMでも扱われているように、
メジロ牧場は父子三代天皇賞制覇の偉業を成し遂げた他にも、
メジロラモーヌの史上初牝馬三冠(トライアルも含めてすべて勝った)、
メジロドーベルのG1五勝など多くのG1を勝ってきましたが、
ダービー(東京優駿)は勝っていません。
メジロ牧場では一時、もっとも長いG1を勝った馬がもっとも強い、
という考えがありましたから、2400mのダービーよりも、
3200mの天皇賞(春)を優先した面があったからかもしれません。
のちに方向転換してダービーの勝利を目指しますが、果たせないままでした。
これは1961年のダービーで32枠(いまの18枠では考えられないほどの大外枠)から
出走して2着に敗れたメジロオーの呪いとも言われます。
む、競馬の話も、話しだすと止まらないw
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