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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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連投になりますが。

地震発生から一週間。

いろいろ意識しながら書くのも疲れましたので、雑感的なものを。


後になってから、鳥がいなくなっただの、犬猫が消えただの、

予知的な話が出てくるのかもしれませんが、

私の場合も、虫の知らせのようなものがあったのかもしれません。


特に意識もせず、最近利用していなかった通販(Amazonや楽天)ですが、

なぜか、3月1週目と2週目になって、今年のカレンダーを買ったり(今頃買うものではない)、

CDを買ったり、と立て続けに利用しているんですよね。

加古隆の「映像の世紀」のサントラがいいな、とか書くところでしたが、

一週間遅かったら、北海道は物流が寸断されてしまったので、届かなかったことでしょう。

予知したというつもりもありませんが、不思議な感覚です。


初日だったのか、二日目だったのか、もう遠い昔のことのように思い出されますが、

日本の海岸線すべてを、沖縄や日本海側まで、大津波警報、津波警報、津波注意報が

囲んだときには、とっさに小松左京の『日本沈没』を思い出しました(学生の頃に読んだ)

もちろん、沈むことはあり得ないし、沈むとは思っていないのですが、

津波に囲まれて、日本は終わる、と瞬間的に思ったのは事実です。


amasiz氏も書いているように、私も被災者ではありません。

スーパーに米がほとんどないという状況は目にしましたが、

商店もコンビニもどこも開いていますし、

給油もしてもらえます(価格は震災前から高騰を続けていますが)

当面、食べ物は、残った米を炊くか、コンビニ弁当か、外食しかありません。

食料も水も不足して苦しんでいる人が大勢いるのに、

外食に行くとは皮肉なものです(外食は贅沢なものだという意識がある)


いま生きていることに罪悪感を覚える必要はないと思うのですが、

それをためらわせるほどに、テレビで見る被災地の状況はひどいです。


私にも私の生活があって(みんなにもそれぞれみんなの生活があって)、

それを投げ出して、現地に行くことはできないので

(素人が行ってもかえって足手まといになるだけ)、

いまは想うことしかできません。


原発もね、現場で作業している人々は、想像を絶する過酷さだと思います。

日本人は核の恐ろしさを知っていますからね。

それを抑えつつ、耐えつつ、そうしていながら彼らを動かしているもの、

責任感や使命感というものでしょうが、とても尊いものだと思います。

作業はまだ続いていますが、この人たちがいたから、というのは忘れてはいけません。
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