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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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台湾は国会でも殴り合いの乱闘が起こる国ですから

(と言っても、台湾(民国)は中共に比べればはるかに民主的な国ですが)、

デモが起きてもそんなもんかなと思いますが。北朝鮮でも起きているらしい。


一つ懸念するのは、民衆がデモを起こせば、

体制が倒れる(あるいは妥協する)という錯覚を覚えないかということですね。

もちろん、ろくに選挙もされないようなところでは、

デモでしか民意を表現できないのかもしれませんが、

本質的には数の暴力ですからね。


独裁的な体制が気に食わないからデモをして、体制を倒す、

というのは民衆が自分たちの手で政治をするということでしょうから、

それはそれでいいのでしょうが、破壊した後に創造ができるかですね。

最初に革命が起きたチュニジアのその後についてはほとんど情報が聞こえてきませんが、

体制を倒したとしても、その後、自分たちで政治をして、

結果に責任を持つようにしなければ、ただの「反体制」で終わってしまいます。


対立する意見をまとめて、方向性を持たせるというのは非常に困難なことですが

(独裁者の言うことに従っていれば、自分で考えなくてもいいから、楽は楽なのだ)、

乗り越えていってほしいと思います。

デモも起きないし、政治は迷走して混乱しているだけ、無為に時間だけを浪費していく国もありますが。
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