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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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千秋楽、7勝7敗の力士と勝ち越しを決めている力士が対戦した場合、

どちらが勝つ確率が高いか。データとしてはすでに出ています。


あくまで例の話題については結論に対する関心がない、

ようするにどうなってもいい(消えてなくなっても構わない)と思っているので、

傍観者として述べますが。


日本相撲協会が国技館などで興行しているアレ(何度も言うが「国技」ではない)、

アレは一体何なのか、という議論があるのはいいことだと思います。

本質が何か見極めないと、どうあるべきかという次の議論に進みませんからね。

スポーツでもあります。ゆえに、勝負にはクリーンさが求められます。


何もアレの八百長はいまに始まったことではなく、昔からある。

少し前まで史上二位の連勝記録だった(とぼかして書いておく)あの人の勝ちも、

いくつかは星(勝ち星)を勝ったという噂があるし(大乃国はガチだったということだ)、

八百長だから、大鵬の32回におよばない31回の優勝に終わった(終わらされた)という噂もある。

すごく大きい大関が、大関を陥落しても辞められなかったのは、

(お金がなくて)借りていた星を負けで返していたからという噂もある。

星を勝った売った、借りた返した、ってのは昔からある話。


プロ野球もかつては「黒い霧事件」というのがあって、

何人もの関係者が永久追放処分となりました。


一方で、アレは興行(ショー、お金を取る見せ物)でもあるし、神事という側面もあります。

アレをプロレスと同列に見て、

八百長をしてもいいのではないか(プロレスが八百長だと言っているわけではない)、

いっそのこと、「プロレス相撲」のようなものにしてしまえばいいのではないか、

というようなことを言う人がいますが、そういう人はアレの本質を理解していません。

興行としての側面しか見ていないのです。


とはいえ、アレの方もこのへんの境界をあいまいにしたまま、いまに至りました。

いや、よく言えばですが、それらの上に絶妙なバランスを取りながら、

発展してきた、ということかもしれません。


組織の中から組織を破壊しかねないことをしでかす人間が出てくる、

というときに組織は何ができるか、ということを問われています。

組織の中だけで解決できないなら、外部の力を借りてもいいのだと思います。


ああ、そうなると、日本の政治はどうなるんだろう。
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破壊因子がなければまともな組織は破壊されない
アレについては八百長の向こう側にあることが問題であって、そこと手を切らないと延々とトラブルが起こるだろうねぇ。

最後の一行の方がもっと重要だけど、
みんなもっと自由に動くことができれば、
多少のクラッシュ&ビルドでも耐えられるのに、
根を張ることが最良と教えられているから、大変なのかもね。。。
ぼっこ 2011/02/10(Thu)23:15 編集
破壊と創造
一般企業に勤める身として何度も言いますが、一般企業であればとっくに潰れていてもおかしくないわけで。それどころか公益法人として様々な恩典を受けているのが不思議な状態。

私も全員が八百長や不祥事に関与しているとは思っていないので、マスコミあたりもそう思うなら真面目で建設的な議論をしてほしいですね。格好のネタとして叩きたくなるのはわかりますが。

アレの話は壮大な前振りで、政治の混迷の方が頭が痛いw
Rakuna 2011/02/11(Fri)21:28 編集
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