兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
宮城谷昌光の文庫版「三国志」の5巻と6巻が出ているなあ、と思ってふと。
この人の文章は漢字の使い方が独特で、慣れないと戸惑う。
日本の歴史小説も書いているが、中国の古い時代の小説も書いているせいか、
漢字についての知識が豊富なので(白川静という人の存在も大きい)、
同じ読み方をする漢字でも、意味が微妙に異なると、違う漢字を使う。
例えば、同じ「たすける」でも、「助ける」だったり、「援ける」だったり、「佐ける」だったりする。
ほかにも「たすける」と読む漢字があるが、どれも少しずつ意味が違っている。
「天祐」という言葉があるが、神のたすけならば「祐ける」である。
私も書き手の端くれ(はしくれ)として、漢字を使うか使わないか、どの漢字を使うか、
悩む場面がある。読む方が辞書を引きながら読む、のならばまだいいが、
読めずに飛ばしてしまう可能性もある。
専門書ならばともかく、ブログでそれはどうかと思うので、
一般的な漢字を当てる(あるいは仮名にする)
言い回しも含めて、結局は書き手の感覚に左右されるのですが・・・。
この人の文章は漢字の使い方が独特で、慣れないと戸惑う。
日本の歴史小説も書いているが、中国の古い時代の小説も書いているせいか、
漢字についての知識が豊富なので(白川静という人の存在も大きい)、
同じ読み方をする漢字でも、意味が微妙に異なると、違う漢字を使う。
例えば、同じ「たすける」でも、「助ける」だったり、「援ける」だったり、「佐ける」だったりする。
ほかにも「たすける」と読む漢字があるが、どれも少しずつ意味が違っている。
「天祐」という言葉があるが、神のたすけならば「祐ける」である。
私も書き手の端くれ(はしくれ)として、漢字を使うか使わないか、どの漢字を使うか、
悩む場面がある。読む方が辞書を引きながら読む、のならばまだいいが、
読めずに飛ばしてしまう可能性もある。
専門書ならばともかく、ブログでそれはどうかと思うので、
一般的な漢字を当てる(あるいは仮名にする)
言い回しも含めて、結局は書き手の感覚に左右されるのですが・・・。
PR
この記事にコメントする