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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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宮城谷昌光の文庫版「三国志」の5巻と6巻が出ているなあ、と思ってふと。


この人の文章は漢字の使い方が独特で、慣れないと戸惑う。

日本の歴史小説も書いているが、中国の古い時代の小説も書いているせいか、

漢字についての知識が豊富なので(白川静という人の存在も大きい)、

同じ読み方をする漢字でも、意味が微妙に異なると、違う漢字を使う。


例えば、同じ「たすける」でも、「助ける」だったり、「援ける」だったり、「佐ける」だったりする。

ほかにも「たすける」と読む漢字があるが、どれも少しずつ意味が違っている。

「天祐」という言葉があるが、神のたすけならば「祐ける」である。


私も書き手の端くれ(はしくれ)として、漢字を使うか使わないか、どの漢字を使うか、

悩む場面がある。読む方が辞書を引きながら読む、のならばまだいいが、

読めずに飛ばしてしまう可能性もある。

専門書ならばともかく、ブログでそれはどうかと思うので、

一般的な漢字を当てる(あるいは仮名にする)


言い回しも含めて、結局は書き手の感覚に左右されるのですが・・・。
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