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「銀河英雄伝説Online」(仮)の開発発表
http://www.4gamer.net/games/109/G010907/20100426002/
「銀河英雄伝説(以下、銀英伝)Online」がブラウザゲームで開発されるとのことで、どのようなゲームになるのか楽しみにしています。少なくとも最初から課金はしないと思いますw
ここの読者の方にゲームの「銀英伝」の魅力を語ってもピンと来ないかもしれませんが、「銀英伝3SP」はシミュレーションゲームの中でも当時としては秀逸な作品でした。「信長の野望」でいうと、「覇王伝」の頃のゲームでしょうか。もう15年くらい前かな?w
「TAKERU」(ファミコンのディスクの書換版のようなもの)で購入して、当時はまだ高価だったハードディスクで遊んでましたね。FM音源で「ボレロ」のBGMをエンドレスで聞いていました。
ゲームの内容ですが、帝国か同盟を選択してスタート。提督を選んで艦隊を編成し、敵の首都を落とせば勝利。2人での対戦プレイもできました(それぞれのターンがあり、両方が行動を選択し終えると、同時に動いていく)
艦隊は戦艦、高速戦艦(この二つは星の占領に必要)、巡洋艦(ミサイルが強力)、駆逐艦(レールガンが強力)、空母(戦闘機が強力)、工作艦(修理)、補給艦(武器の補給)から編成します。各艦隊には提督(必須)と副官を決めることができます。長所と短所をバランスよく組み合わせることが重要です。
さて、いくつかのシナリオがありますが、全体の戦況としては基本的にイゼルローン要塞を擁している方が有利です。また帝国の提督は有能な一方で階級が低く、同盟の提督は能力が低い一方で階級が高くなっています。編成できる艦隊の数は階級で決まるので、「有能だけど艦隊数は少ない帝国」「低能だけど艦隊数は多い同盟」という差別化が図られるようになっています。数さえあれば(特に占領時は)同盟のパエッタでもそこそこ戦力になるんですね。まあ、戦闘を繰り返すと階級が上がるので、帝国が有利なことには変わりないんですけど。ただし、同盟のヤン・ウェンリーやアッテンボローは最初は准将あたりからスタートするので、育てるには根気が必要です。帝国のラインハルトは大将か上級大将なので、最初から俺TUEEEできます。
相手側の星系に攻め込み、星系内にいくつか存在する星(惑星)をすべて占領すれば、自分の星系にできます。なお、敵の首都星系に攻め込むまでには、イゼルローン回廊かフェザーン回廊(無所属)を通過する必要があり、イゼルローン要塞がない側は、損害を覚悟してイゼルローン要塞を経由するか、安全ではあるが占領するとリスクのあるフェザーン回廊を経由するか、選択を迫られたのでした(無所属のフェザーン回廊を占領すると、辺境星系で叛乱が起こり(無所属状態になる)、また相手側に経済力が流出する)
また、首都星系には内政や治安の担当官を置くことができます。帝国だと内政はオーベル(ラインハルトの副官をやらせても優秀)にして、治安はケスラー(提督として艦隊を率いても優秀)にしようとか、小説ベースで行くか、あくまでゲームの能力を優先するか悩むところでした。
戦場では敵味方の艦隊が入り乱れて戦いますが、最初は敵艦隊が見えないので、索敵が重要です(索敵艦を相手のいそうなところへ飛ばすのですが、敵に近すぎると破壊されてしまう。また活動可能なターン数があるので、いつまでも飛ばし続けることはできない)。相手より先に敵艦隊を発見できれば有利に攻撃を進められます。相手よりも多い戦力であればそのまま正攻法に持ち込むのか、あるいは別部隊を迂回させて側面から奇襲させるのか。このへんの戦術、読み合いも奥が深かったですね。
のちのシリーズ(「4」だったかな)で「太閤立志伝」のように、任意の人物で1人プレイができるものもありましたが、思うように陣営が動いてくれないので、自分で全部動かせる方がゲームとしては面白かったですね。「銀英伝Online」でブラウザゲームとなると、帝国と同盟をどのように差別化するのか、など気になることはたくさんありますが、「3SP」のようにはならないでしょう、おそらく。数千人が艦船を率いての艦隊戦とかになるんでしょうか。戦術も何もあったもんじゃないねw
帝国で遊ぶ方が有利でしょうが、やっぱりヤン・ウェンリー役をやりたいよなあwww