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兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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暖房試運転。室温28度。

『これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学』 マイケル・サンデル 早川書房

読了。


いままで生きてきた中で得たすべての知識に挑戦という感じでした。

豊富な事例をもとに説明がされているので、

ベンサムの功利主義やカントの「純粋理性批判」を知らなくても読めるのですが、

哲学書なので難しいことはたしか。

表現は簡単でも文章としては一度読んでも理解できない部分も多く、何度も読み返しました。

結論については、いまの世の中で実現できるのか、と疑問は持たないではないのですが、

説得力はあります。秋の夜長にどっぷり政治哲学について考えてみたい方へ。2,415円。


『ハーバード白熱教室』の人ね。


しかし、Amazonでも100件以上のカスタマーレビューが寄せられていますが、

平均点が★4.5。そんなに簡単に読める本ではないと思うんだけどなあ。

立ち読みしてみて挫折しそうになっても、くじけずに挑戦してほしいと思います。
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