兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり(『孫子』)
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「Age of Empires(AoE)」(Microsoft Games)
「あおえ」って言ってましたねw このへんに跡地がちらほらと・・・。
http://aoe.yatta.ne.jp/
http://www.hinocatv.ne.jp/~reds/
20世紀の末、まだ学生だった我々の前に現れた画期的なゲーム。もう10年以上たつのか。
「情報処理」の名のもとに、当時ようやく一般にも普及し始めたPCが大量に集められ、しかも夏でも涼しいという天国のような場所が構内の一角にありました。室内のPCはLANでつながっているので、ローカルで対戦し放題でした(インターネットにも接続されており、ネット麻雀に興じている者もいた)
続編、というか改良版の「Rise of Rome(RoR)」だと、ローマなどが増えて、16の文明から自己の文明を選択できるのですが、農耕ボーナスのつくシュメールで遊ぶことが多かったですね。あとは大和とかヒッタイトとかミノアとか。最終的にはみんなシュメールになってしまったので、文明選択を「ランダム」にすることもありました。使えない文明、使えば強いけど使いにくい文明とかってあるんですよw(文明によってユニットなどにつく補正が異なる)
最初は石の時代からスタート、村人を駆使して家や製造施設を建設していきます。資源が貯まったら道具の時代へと進化していきますが、5分くらいかかるので、適度に人口を増やしてからでないと詰まります(進化中は人口を増やせない)。どれくらいまで人口を増やせばいいか、何分かかるか、いろいろシミュレートしましたね。資源が貯まってもすぐには進化ボタンを押さず、20人くらいまで増やすのがよかったのかな。
あとは青銅の時代、鉄の時代へと進化していきますが、製造・進化を重視して兵力強化を後回しにするか、先に兵士を作って速攻をかけるか(青銅ラッシュなどと呼ばれた)、選択が重要でした。道具の時代に進化を捨てて弓兵を使って、相手の村人(と家・・・家1軒でユニットの上限が4増える)を叩き潰すとかなり有利でした。でも敵陣がどこにあるかは見えないので、発見が遅れると、先に相手が進化してしまい、もっと強い弓騎兵あたりにボコられるんですねw 複数人で対戦するときには役割分担も重要でした。
鉄の時代になって、技術を進化させるといろいろなユニットが作れるので、あとはどちらが先に攻めるか、攻められるか、この緊張感がたまりません。味方とチャットしながら、二方向から挟撃してみたり、わざと遅れて攻撃して守備がガラ空きになった村を虐殺・破壊して回るとか、ガレー船を何十隻と作って制海権を制圧してみたり(海でも漁をすると食料を取れる)
陸上では、足が速くて視界も広い弓騎兵と、破壊力の大きい投石機を集団で運用することが多かったのですが、壁や塔で防御されていたり、じじい(聖職者、エジプトが最凶)に寝返らされたりするわけですよ。守備や農耕のメンテもしないとならないので、ずっと攻撃にかかりっぱなしというわけにもいきませんでした。
ショートカットでポンポンと戦場を切り替えながら、ユニットごとに指示を出していく。相手を壊滅したつもりでも安心はできません。逆に相手に攻撃されて中心部が壊滅しても、少しの資源と村人がいれば、逃げ延びて再起を図ることもできます(普通は一度やられるとまずダメなのですが、ひっそり感がそれはそれで楽しい)
最初は当然人口も少なく、資源も不足しているのですが、徐々に拡大することができますし、それに応じて兵力も強化できるので、そのへんのバランスがどうこう思ったことはないですね。もちろん、2時間くらいで終わるゲームなので、そんなこと言っているうちに1試合終わっているわけですがw
最大でも8人しか参加できませんし、何千人も参加してサーバー自体に負荷がかかるような現在のネットゲームとは比較しようもありませんが、何千人も参加してつまらないんだったら、短時間・少人数参加でいいんじゃないかとは思います。「FPS」やればいいじゃん、って言われるかもしれませんが、シミュレーションゲーム寄りっぽい(生産・内政の要素がある)のがいいんだよね。
「あおえ」って言ってましたねw このへんに跡地がちらほらと・・・。
http://aoe.yatta.ne.jp/
http://www.hinocatv.ne.jp/~reds/
20世紀の末、まだ学生だった我々の前に現れた画期的なゲーム。もう10年以上たつのか。
「情報処理」の名のもとに、当時ようやく一般にも普及し始めたPCが大量に集められ、しかも夏でも涼しいという天国のような場所が構内の一角にありました。室内のPCはLANでつながっているので、ローカルで対戦し放題でした(インターネットにも接続されており、ネット麻雀に興じている者もいた)
続編、というか改良版の「Rise of Rome(RoR)」だと、ローマなどが増えて、16の文明から自己の文明を選択できるのですが、農耕ボーナスのつくシュメールで遊ぶことが多かったですね。あとは大和とかヒッタイトとかミノアとか。最終的にはみんなシュメールになってしまったので、文明選択を「ランダム」にすることもありました。使えない文明、使えば強いけど使いにくい文明とかってあるんですよw(文明によってユニットなどにつく補正が異なる)
最初は石の時代からスタート、村人を駆使して家や製造施設を建設していきます。資源が貯まったら道具の時代へと進化していきますが、5分くらいかかるので、適度に人口を増やしてからでないと詰まります(進化中は人口を増やせない)。どれくらいまで人口を増やせばいいか、何分かかるか、いろいろシミュレートしましたね。資源が貯まってもすぐには進化ボタンを押さず、20人くらいまで増やすのがよかったのかな。
あとは青銅の時代、鉄の時代へと進化していきますが、製造・進化を重視して兵力強化を後回しにするか、先に兵士を作って速攻をかけるか(青銅ラッシュなどと呼ばれた)、選択が重要でした。道具の時代に進化を捨てて弓兵を使って、相手の村人(と家・・・家1軒でユニットの上限が4増える)を叩き潰すとかなり有利でした。でも敵陣がどこにあるかは見えないので、発見が遅れると、先に相手が進化してしまい、もっと強い弓騎兵あたりにボコられるんですねw 複数人で対戦するときには役割分担も重要でした。
鉄の時代になって、技術を進化させるといろいろなユニットが作れるので、あとはどちらが先に攻めるか、攻められるか、この緊張感がたまりません。味方とチャットしながら、二方向から挟撃してみたり、わざと遅れて攻撃して守備がガラ空きになった村を虐殺・破壊して回るとか、ガレー船を何十隻と作って制海権を制圧してみたり(海でも漁をすると食料を取れる)
陸上では、足が速くて視界も広い弓騎兵と、破壊力の大きい投石機を集団で運用することが多かったのですが、壁や塔で防御されていたり、じじい(聖職者、エジプトが最凶)に寝返らされたりするわけですよ。守備や農耕のメンテもしないとならないので、ずっと攻撃にかかりっぱなしというわけにもいきませんでした。
ショートカットでポンポンと戦場を切り替えながら、ユニットごとに指示を出していく。相手を壊滅したつもりでも安心はできません。逆に相手に攻撃されて中心部が壊滅しても、少しの資源と村人がいれば、逃げ延びて再起を図ることもできます(普通は一度やられるとまずダメなのですが、ひっそり感がそれはそれで楽しい)
最初は当然人口も少なく、資源も不足しているのですが、徐々に拡大することができますし、それに応じて兵力も強化できるので、そのへんのバランスがどうこう思ったことはないですね。もちろん、2時間くらいで終わるゲームなので、そんなこと言っているうちに1試合終わっているわけですがw
最大でも8人しか参加できませんし、何千人も参加してサーバー自体に負荷がかかるような現在のネットゲームとは比較しようもありませんが、何千人も参加してつまらないんだったら、短時間・少人数参加でいいんじゃないかとは思います。「FPS」やればいいじゃん、って言われるかもしれませんが、シミュレーションゲーム寄りっぽい(生産・内政の要素がある)のがいいんだよね。
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